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2019年01月27日16:30

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韻踏詩『夢見て憧れも立ち枯れども』

夢見て憧れも立ち枯れども まだ進む友よ

どこまでいけるか そこまでたどり着けるか

ただただ たどたどしい足取りでも

やせ我慢でも華々しく腹立たしくともただ笑いあい 泣きあい

変われないを嘆き

馴れ合いを投げ出し

ただ艶やかなる君を愛で

華やかなる君を経て

見据え、見つめ、引き連れた歌声を友と共にうたわんと欲す。

晴れやかに意思を込めて 鮮やかに揺れる感情の波は感傷をなみなみと注げども

それは波々の如く引きて戻るさまは恐ろしく慄く(おののく)が男(おのこ)の意地と意志を持って言葉で踏み止まんとする。

ハラハラすれどもバラバラとなる思いを繋ぐ

腐ることなく塞ぎこむこともなく

思考の穂先を深く深く、ただ深く

疑うことすら忘れ、今は宴の如く叫ぶまで

向こう側を目指し飽きず諦めず繰り出す者が前に横にあるいは後ろにあると思えば堅牢なる絶望を切り崩す切望を熱望


ああ路傍の石すら転ばす孤独の韻詩よ!

ああ偉人の嘆きすら吹き飛ばす詩人の叫びよ!

息苦しい日々のいつかの少年に慈しみのヒビと僅かな情念を自制しきれぬ愚か者の自省を友ともにここで歌おう。


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