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2018年10月28日22:53

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ジャンボ鶴田怪物伝説(387)

安定のNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王者チャボ・ゲレロは前83年8月のスーパー・パワー・シリーズ以来半年ぶりの来日。  

前回の来日では凱旋帰国した渕正信(凱旋帰国当初はリングネームを渕正伸にしていた)の挑戦を受けました。83年8月19日、越谷市体育館の開幕戦でのノンタイトル戦では渕がリングアウト勝ちし、ベルト移動かと期待されましたが、8月31日、蔵前国技館でのタイトル戦ではチャボがキャリアの差を見せつけて王座防衛。

大仁田厚が膝の負傷で長期欠場しており、全日本プロレスのジュニアは人材不足かと思われましたが、今回は百戦錬磨のベテラン、マイティ井上が挑戦。M井上が本当にジュニアかと言うと?ですが、テクニック、インサイドワーク、場数の踏み方ではある意味チャボを凌ぐ経験を持つM井上だけに、久々に回って来たシングルタイトル戴冠のチャンスを迎えていました。

スーパー・デストロイヤー1&2号の正体はスコット&ビルのアーウィン兄弟。(兄スコットが1号、弟ビルが2号)。

1号のスコットは80年10月のジャイアント・シリーズにマスクマンのジ・アステロイドとして初来日。2度目の来日は82年11月の世界最強タッグ決定リーグ戦でこの時はスーパー・デストロイヤーとして参戦。上田馬之助と組んでエントリーしていますが、11月26日、後楽園ホールでの開幕戦で馬場、鶴田組に公式戦で両チームリングアウトの無得点試合に持ち込んだのみで後は全敗、最下位の0点に終わっています。

今回は弟ビルとのスーパー・デストロイヤーズとして参加。

スコットはこの来日が最後となり、87年に脳腫瘍を患って35歳の若さで他界しています。結局素顔のスコットとして来日したことは一度もなく終わっています。

ビルは80年1月の新春ジャイアント・シリーズに初来日。荒削りながら大型のパワーアンドラフファイターであり、83年5月のグランド・チャンピオン・カーニバルPART2以来9か月ぶりの来日となりました。マスクマンとしては初のシリーズ参戦となりましたが、今回含め3回の来日が全てブルーザー・ブロディと一緒。

兄のスコットも素顔では80年6月29日、カナダ・トロント・メープルリーフガーデンでブロディと組んで馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦、(2−0で負け)日本テレビで放送されるなど兄弟共にブロディとは縁がありました。


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