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2018年10月07日16:32

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縄文から弥生への仮説6. 続 男と女

現在の男尊女卑という概念の源流について

文明以前の社会にあっては
ホモサピエンスの場合は母系社会であり
父系が登場したのは ごく最近のことだ
以前にも書いたが
アフリカでの母系社会の崩壊は欧米の白人が資本を導入して以来のことで
その他の地域でも文明以前は母系あったと推測される
繰り返すが 母系社会とはメスが強い権限を握った社会というわけではない
出産と育児に関し 育児を祖母が手伝うことによって
適齢期の母親が早期にセックスが行えるようになったので
その形式が残った社会ということである
そこでは母娘が同じ家屋で生活をし
男がそこに通うような形式がとられることが多い

それがいつの間にか父系社会という習俗に変換されていく
この理油はいくつかあるだろうが確実なことは言えない
ただ 婚姻の形式は
男女の脳がお互いを環境として認識した上で
社会脳的に「他の人はそう思っている」という合意があったことを示している
緩やかな一夫一妻であった社会が
少しだけ厳しくなったのが父系社会となったわけだ

不可思議なことに この父系社会化する共同体では
例えばインターネットが常時接続を始めて以来
飛躍的な普及と社会的常識の変更を強いたように
オスの欲望がある限り
常時セックス可能状態が社会を変え
自然な繁殖に適していた母系社会の母娘同居の通念を緩やかに変更していったものと考えられる
そして それは普及し
大幅な人口増を可能とした

他の霊長類なら 牙と爪で得た適齢期のメスの独占が
ホモサピエンスの場合社会化脳によって達成されたということになる

しかしながら 一時的に人口は増えるものの
爆発的な人口増は産業革命以降のことになる
その時何が起こっていたのか?

私見ではあるが言わせて貰えば
そこで強力な一夫一婦制に対する締め付けがあったのではないかと思われる
もちろん環境的に子育てが容易くなったという要素はあったにしても
妻が夫に逆らえない状況がなければ
そして それが当然であるとする通念が
心の理論の基礎にない限り
ホモサピエンスの子育て時期をセックスなしで過ごすという習性と
しかも それを補う母系社会の利点を捨ててしまっているわけだから 
強引なセックスなしでは不可能であると思っていいだろう

男性は女性に対して 少しのコストもかけずに囲い込んで
常時セックス可能状態に置く父系社会が完成したものだと考える
数千年かけて共同体という社会を作り上げた
ホモサピエンスの認知能力は
まさに ここまで来たかと感慨深いものがある

して 女性側としては
この共通認識に対し強い反感を持ってしかるべきであるような気もする
その結果が一夫一婦制の当然の帰結とも言える少子化となる

母系社会と同等程度の個体しか後に残せないなら
何故の父系社会であるのか?w
何故に乳飲児がいてもセックスしなければならないのか
とは言っても それは脳の判断基準となる社会化された真理ではないので
女性も当然 そういう価値に準じた
「男から見た女性という価値」として
男の脳と繋がっているのが現状だ

そこに現代の齟齬がある

「私はこう思う」
「あなたはこう思っていることを知っている」(全然思ってない)
「それを見ている人もこう思っていることを私は知っている」(おまえだけだよw)

というように 
社会化脳の元になる他人の感情を類推する認知能力がずれてきているのは確かだ
母系社会でのか弱い男のように相手に対し脳のコストをかけなくなった男性に対して
父系社会が揺らいでいると言っていい

LGBTの問題やセクハラ問題・夫婦別姓の問題なども
こういった 社会的背景を自分の牙として使っていたオスに対する問いかけだろう


縄文の男女は 着飾っていたと思う
よくシャーマンではないかと言われるような断片も
鳥の羽でおしゃれした男女だったのではないかと思っている
相手に何とか気に入られたい
少しでも目立って視線に入りたい
そういった思いに脳内コストをかけていた男女だったと思う
それしか せっせせっせと餌を運ぶ男が並んでいるのに
自分を選んではもらえないだろう
「夜這い」とは「呼ばう」であって
決して夜中に忍び入ることではないw
そっと名を呼んで表に出てきてもらうのだw

それに比べて
貫頭衣ってなんだよ だせーぞ弥生人w
コスト払えよw

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