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2018年05月15日23:37

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死漂うワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春

構成・演出:岩井秀人 @さいたま芸術劇場大稽古場
ハイバイメンバー作のワレワレのモロモロを観ているが、比べると年齢差に因るのか、こんなに死臭濃いのか?六人の六作品を故意に連続するように演出されている。最後は六作品の台詞は錯綜して同時に発声される。混濁していく物語は疑似認知症或いは読経?

百元夏繪作『わが家の三代目』…庫内照明点かなくなった古い冷蔵庫:高橋清を買い替える話だが、其の古い冷蔵庫を老人が演じるのもなんだ。

石井菖子作『友よ』…懐青春物で劇中劇サガン『棘』を附属。チョット鼻につく作品の作者は元NHKアナだったそう。

田村律子作『無言』…ゴールドシアターに参加した日常の点景を描く。軽妙なハイバイ版に近い、でも、台詞練習の為締め切った部屋は孤独死と思われて警官も出てくる騒ぎは、ゴールドシアター版は死と縁が切れないのかもしれない。

大串三和子作『パミーとのはなし』…死屍累々。見合いをして晩婚で一年間を一緒に過ごし旦那が死んで遺品を庭で焼却しようとして猫がしがみついて其の猫をパミーと名付け、18年間を飼う事になった。遂にパミーの死に直面する。

森下竜一作『荒鷲』脚本:池田亮…予科練に入ればたっぷり食べられると噂に釣られ入ってみれば、兵器作り、自爆攻撃の練習ばかり。負けてみれば米兵の靴磨きに精を出す日々。

谷川美枝作『その日、3才4ヶ月』…作者の家族被曝体験や其の死。

フォト

定価\3500購価\3500評価\3500自由椅子席最前列上手より…美術:山本貴愛…下手ハイバイフレームは観客側のフレームは引き戸にもなる。側面は上面が開く扉構造、上手奥に置かれたハイバイフレームは、屏風状に建てられている。多種椅子多数
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