恥というものを知りなさい 日本人w
ホントに
もー おれは土下座したいキモチになったよ
この可愛らしいおじいちゃんに
以前 日本に来たインディアンに怒られた
山本夏彦主催の「室内」という業界誌のコラムでだ
故郷アメリカの海辺でインディアンの少年はビン玉を拾った
薄青いガラスの玉はおとぎ話の国で作られたように美しかった
少年は大人になっておとぎの国日本に来た
家々の軒に吊るされる風鈴
狭い路地にあふれんばかりに飾り付けられた鉢植えの花々
昔の少年は「これがあのビン玉の国だ」と有頂天になった
しかし 日本人 これはなんだ
今の日本は私が思ってた日本ではなくなっている
日本人 私の日本を返しなさい
昔のインデアンの少年は悲しげな目をして おれを叱っていた
レヴィ先生は
縄文の激しいデザインにも
銅鐸の絵文字のような描写にも触れてくれる
ルソーが東洋に 特に日本に注目せよと述べた瑣末な私的にまで言及して
この島を持ち上げてくれる
前述のインディアンの少年のように
この島はそんなにひどいところではないけれども
天国でもないw
レヴィ先生はそんなこと百も承知で
ゼニのことしか頭にないような我らの中に
遥か太古の人々を見て
褒め称えてくれる
まいったな こりゃ だw
レヴィ先生が何度も繰り返すのは
文化はそこで生まれ育った人間にしか本当の理解はできない
傍観者はあれやこれやつつき回すが
それは間違いである
わからないのだ
と 繰り返す
でも時間は積層する
縄文も古代の神話も 今の日本とつながっているんだよと
言葉をかけてくれる
スンマセン
とりあえず謝っとこうw
でも かなりいい本だと思う
人は本当は母国語以外を身につけることはできない
という言語学でよく言われる言葉の意味を
改めて感じさせてくれる
焼き海苔で食べるご飯が最高だと熱弁を振るうレヴィ先生に
もし今もご存命であられたなら
おれは味噌一樽送ってもいいw
ログインしてコメントを確認・投稿する