じゃんけん民主主義強化週間

「一般意志」へのちょっかい出しが中途半端に終わったので
次は　「じゃんけん民主主義」を考えていこうかと思う
もう何年も前から言い続けているが
賛同者が全くいないという優れものの思想だw

まー簡単に言えば
普通選挙制度を廃止して
有権者による無差別的選択「じゃんけん」で国会議員を選び
その国会議員一人一人に政策の概略をレクチャーするシンクタンクがつく
そういった制度だ
制度だ　とか偉そうに何言ってんだおれはw

別にじゃんけんでなくてあみだくじでもコンピューターによる無差別選択でもいいんだが
わかりやすいのでじゃんけんとした
別にじゃんけんにこだわりがあるわけではない

当然　キモは「無差別選択」にある
思想も利益団体との関係も階級も男女も出自も全く問わない
単純に選挙資格を持つ国民の中からの無差別選択だ
頭いいとか弁舌が爽やかとかブスとかブ男とか全く考慮しない
ホモもおカマもどんとこいだ

選挙日程に合わせてじゃんけんをする
もしくはコンピューターの無作為選抜で赤紙が来る
「あなたは今日から国会議員です　会議に出ないと死刑」とか書いてある
死ぬのはやだからみんな会議に出る
全国で200人ほどのサンプリングだと思えばいい
明日死ぬかもしんない重病人とか
毎日宇宙人と交信しているキチガイとかは免除だ

国会に行くと専属シンクタンクが
ここでおしっこしてくださいとか
昼飯はここでカツ丼がうまいとか
飲みに出るなら新橋のあの店のお通しがうまいとか微に入り細に入り教えてくれる
報酬は年間に一千万程度で
その後も年金が年50万ほど出る
任期は一年でその間兼職はできない
自営業の場合はどーなるんだとか
小さい子供がいるのにどーすんだとか細かいことは考えてないw
まあ　そういう制度を仮想的に考えたらどうなるかって話なので容赦してもらうw

税制や国防等専門知識が要る問題や
立法上の専門知識はシンクタンクが助言する
その場合の助言は簡易な事実関係のみで
価値判断を強要したりはしない
アホはアホのまま
素人は素人のまま
自分なりに考える程度でいい
わかんないことがあったらすぐにデータが出てきて判断材料にする程度だ

ご察しの通り
これは直接民主主義だ
今まで固定観念としてあった
政治は選良が行うものという考え方を否定するものになる

政党はない
政党を作ろうにも一年ポッキリの新人ばかりだから作りようがない
というわけで議院内閣制の否定でもある

国家の代表は今日対外的な儀礼的要素が強いので
これはいないものとする
代わりに問題ごとの意見書を提出する
多国間とのやりとりは専門の官僚がこれを行い
その場合　じゃんけん議会の意を組むことを十分に考慮する

要するに
現実的な交渉や立案は官僚がこれを行い
議事にかけるべき課題のみをじゃんけん議員が採決をするということだ
これは
熟議型の知と　大衆の集合知のすり合わせが行われるということで
一種の官僚国家であるとも言える
まあ　議院内閣制や政党政治を否定すれば
おのずから一定の形で官僚制が重要になってくることを覚悟しなければいけない


まー　概略はそんな感じで
普通選挙制度を否定してみたいw

つづく