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2017年08月06日01:11

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ミュージカル「ビューティフル」

この間仕事を休んで東京に行ってきました。目的は2か所観劇ですが、そのうちまず見たのが帝国劇場の「ビューティフル」。
まず東京に向かってそのまま帝劇へ。帝劇は何年ぶりでしょうか。劇場がいろいろ建て替わっていきますが、ここは昔のままです。

「ビューティフル」はとても良かったです。
主役のキャロル・キングはダブルキャストで、水樹奈々のキャロルで見ました。 (もう一人は平原綾香)。
「ジュークボックスミュージカル」といって、既成の曲をつないで構成されるミュージカルです。

キャロルはもともと作曲家としてデビューしました。作詞家のジェリー(伊礼彼方)と出会ってスピード結婚して、二人で次々とヒット曲を生み出していきます。ミュージカルナンバーは、登場人物の心情を歌うものと違って実際にキャロルが作っていったヒットソングが次々と登場します。キャロルがピアノを弾いて歌いながら曲を作り、それを歌手役の人が改めて当時の雰囲気を再現した衣装や振り付けで歌う…。「制作中」のキャロルの歌と比べて、歌手が歌い始めるとより一層歌が生き生きしてくるのはそういう演出なのでしょうか。

しかも作曲家は「裏方」のせいか、キャロルはわりと普通っぽい感じです。最初は女子高校生で、しばらくは子供っぽい感じがします。ヒット曲をたくさん出してからもあまり華やかな雰囲気ではなく、相変わらず普通の人です。歌手役の人は華やかな舞台衣装を着ていますが、キャロルの衣装は普通の人の普通の衣装。

そうして最後の方でようやく自分の歌を自分でレコーディングすることに承知して、最後の場面でカーネギーホールでのコンサートになります。その場面になった途端それまでとはガラリと変わって華やかになり、歌も作曲しているときとは全く違う迫力で感動的に歌い上げます。衣装もポスターの衣装です。

このキャロルの変化を見るだけでもすごいなーと思いました。

また、中川晃教が作曲家のバリー、ソニンが作詞家のシンシアで、キャロルとジェリーのコンビとライバル関係になります。しかもお互い切磋琢磨しながら競い合ってヒットソングを作り出していき、互いの理解者ともなるいい関係です。

ということで、歌はこの作詞作曲の2組のコンビの作ったものばかりで、歌うのは2組のコンビと歌手役の人たちだけです。
武田真治もプロデューサーなので歌いません。ほんの一節だけ歌うところがありますが。

そもそもこのミュージカルを見に行こうと思った第一目的、剣幸さんはキャロルのお母さん役なので歌がありません!!キャロルの歌を歌うことはありませんからね…。
でもお母さんと言っても日本人的な湿っぽさのない、ニューヨークに住むアメリカ人らしさが出ているのはウタコさん(剣幸さん)がやったからだ…と私は思う。

とにかく最後のキャロルの歌が迫力があったので、フィナーレでは大いに盛り上がってスタンディングと手拍子です。ウタコさんだけほかの人と違って年配の人っぽい感じですが、リズム感はいいです。ウタコさんはもともとリズム感がいいしノリがいいので、フィナーレは楽しそうにリズムを取っていました。私もウタコさんばかり見てました。
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