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2017年07月17日01:20

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「グレート・ギャツビー」バックステージツアー

「グレート・ギャツビー」観劇後はバックステージツアーです。

終演後いったん席から離れてロビーの所定の位置に集合。他のお客さんが帰ってから1階席に案内されました。ここで用意されたスリッパに履き替えます。

そして客席から舞台へ上がる階段を上って舞台へ。おお〜舞台から見る客席ってこんな感じなのか〜。

それから上手袖に案内されました。板で囲って黒い布をかけた早変わり室があります。公演中は衣装がたくさん掛かっているそうです。
それからウィルソンの家。マートルが閉じ込められる2階の部屋は、客席から見るとリアルに作ってあるのに裏から見るとベニヤ板。こういう所で俳優さんはリアリティのある演技をするのですねー。
蓄音機は小道具会社から借りたもの。ガソリンスタンドは今公演のために作ったもの。

そして自動車があります。「ギャツビー」では重要な役割を果たします。青いのと黄色いのと2台登場します。上手にあるのは青い自動車。中身は電動のゴルフカートで、外側を当時のクラシックカーのデザインでフレームを作ってあるのです。そして、車輪の下には小さい車輪付きの油圧ジャッキ。袖のスペースが限られているので、舞台から入ってきた車は回転できません。なので四つの車輪の下に油圧ジャッキをかませて、舞台から戻ってきたらスタッフさんがいっせいにジャッキを操作して持ち上げ、360度回転できちゃうのです。…説明してくれたスタッフさんが「360度」と言いましたが、それでは元に戻ってしまいますね、180度です、と言い直し。実演もしてくれました。おお、自動車が簡単に回る!
舞台では実際に乗っている俳優さんが運転しています。井上くんは免許を持っているのですぐに動かせましたが、トムの広瀬くんは免許を持っていないので、操作を覚えるのが大変だったそうです。

そして高い柱が2本あります。森の幻想っぽいシーンなどで見た、つたのような葉が絡んでいる緑の柱。しかしそれは前半分だけで、回転させると後ろ半分はギャツビー邸の石の柱。継ぎ目が蝶番みたいになっているなと思ったら、石の柱が開くようになっていて、開いたらもぐり酒場アイス・キャッスルの平たい柱に変身!アイス・キャッスルのセットは当時流行のアール・デコで統一されていますが、この柱もアール・デコの装飾が施されています。なのでこの柱が上手・下手2本ずつでこれだけのセットを賄うことができるのです。袖のスペースの節約も大切なんですね。

それから舞台へ出ます。舞台にはギャツビー邸のカーブのある階段が残っています。「ギャツビーになった気分で登ってみてください」…参加者は女性が多いので、誰かが「デイジーになった気分で〜」と言いました。これ、登っていいんですかー。
この階段は、幅は広いですが、手すりは片側だけ。スタッフさんはくれぐれも気を付けて登ってくださいと繰り返し言っていました。確かに、舞台で見ていると華やかなお屋敷の階段だと思っていましたが、片側にしか手すりがありませんね。これも客席から見た効果を計算してのことなのですね。

登ったら、上手から下手まで通れる通路になっています。狭い通路です。通路の向こうはオーケストラのスペース。こういった狭い通路を気を付けて歩きながら、豪邸を歩いているかのように感じさせるのですね。通路の端まで行くと、袖に入っていく陰段です。手すりがないので気を付けてくださいー。ここを毎日上り下りする出演者も大変でしょうね。

下手袖には黄色い自動車がありますオープンカーなので運転席の部分がよく見えました。。
舞台に近いところに黒い布をかけた箱のようなスペースがあって調整室になっています。ここにあるのは舞台としては珍しい方らしいですが、「飛天」の時からここにあるということです。

(梅田芸術劇場は、かつての梅田コマ劇場が取り壊しになった後、今の場所に新しく作られました。開館当時は「飛天」という名前でした。しかし「飛天」と言ってもなかなか通じにくいので、しばらくしたら「梅田コマ劇場」の名前に戻りました。その後、小林公平氏がオーケストラの演奏などもできる劇場にするために改装して「梅田芸術劇場」になりました。)

下手にも3変化する柱が2本。
壁沿いにはバトンの操作の装置。ミュージカルともなるとセットも複雑で、セットを吊るためたくさんバトンが必要です。
木で作った棚があって靴や帽子が置けるようになっています。
以上で客席に戻ってバックステージツアーは終了です。

こういったセットを駆使して上演するのは大変だろうなと思いました。出演者・スタッフとも段取りがとても重要ですね。
私はもともと芝居好きなので、こういった裏方のセットや工夫などを見るとワクワクします。とても興味深くて面白かったです。

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