共謀罪と基本的人権

基本的人権とは何か？
という部分と　今回の共謀罪の性質は似ている

人権思想というものがあり
現在　基本的に世界ではこの思想を認めることを前提としてあらゆる国家は成り立っている
これについて例外はない
人権思想を認めずして
現在の世界では国家は成り立たない

その前提の上で
「それぞれの国家」に基本的人権が認められている
人権思想のうち　国家と契約なされたもののみが基本的人権だ
国家の状況如何で人権思想に反したとしても許容できる部分を残しつつ
人権思想を受け継ぐ遺志を明確にする方策が
限定的な人権の保護という基本的人権となっている

これはあくまでも
認められていない部分の人権には全く考慮する必要がないというわけではなく
国家の側は出来うる限りの配慮を払うべきであるという
暗黙の了解と　その信頼に基づいていることは言うまでもない

ここで重要なのは
国家に対する　あるいはリーダーに対する信頼であり
人権を尊重するという事柄に対して
今　この状態で全てはそう言いきれないにしても
最大限の配慮を行っているという前提がなくてはいけない
国家にとって
憲法以上に重要な思想というものは確実に存在し
日本で言えば
人権・平和主義・国民主権という「思想」だ
どのように憲法やその影響下にある法が定められたとしても
その思想に準じた運用が行われるという大前提が必要になり
それを超越するということは「革命状態」であり
国家としての継続性を失うことになる

繰り返すが
重要なのは国家に対する信頼だ
言ってみれば
安倍に対する信頼が
この戦後数十年の慣習を破ってまで運用を変更するに足りる信頼なのかどうかというところに尽きる

てーかw
安倍はそのことを理解しているのか否かだw
さすがに自民内部からも拙速な立法の流れに異を唱える集団も出始めている
それが「保守」だ

憲法をただの法としてしか理解できないバカに
信頼などないw
頼むから隅っこでうんこでもしててくれ



「共謀罪」法、１１日に施行＝懸念払拭が課題
(時事通信社 - 07月09日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4659584