mixiユーザー(id:55664038)

2017年01月07日00:03

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韻踏詩『飽きるまで一人待つ』

ここは寒い夜の部屋 昼間は曇ったが いまは雨が降った

指先震える 吐く息 薄く白く ふわり消える

BGMはシトシト降る水音 それを楽しむ一人 糸の水線 街灯の下 水溜まり上 弾ける睡蓮 想像しつつ文庫本を黙読

読み終わるのが先か降り終わるのが先か それとも寝付いてお終いか

ありふれた日常 飽きれ果てたいつも

気がつけば気が触れそうだから一目散に逃走 想像 創造 読書 音楽鑑賞

全てが逃避 すること全て 道化
言われた何度も 『本当どうしようもねえ』

どう生きようが同意しようもない 脳内常に夢心地 つまりいつだって夢見がちな はみ出し基地外さ

リアルどこにある? 何も感じないし考えたくない 変えられない 外の世界

だからいまは閉じこもり ひたすら読みまくり 聞きまくり そして雨音に耳傾けたり だけどいずれ立ち上がり 外に出る 歩き出すまで飽きるのを一人待つ


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