国立国際美術館で開催中。
フィレンツェ・ルネサンスの作品群とはかなり印象が違いますね。中世の聖画の延長のような感じで、ルネサンスで絵画表現がコロっと変わった…わけではないように思いました。
特に「聖ヒエロニムスの葬儀」は人物表現が静止してとても硬い感じでずらっと並んでいて、横たわる聖ヒエロニムスもあまりにも細長くてしかも棺にすら納められていません。
テーマも聖母子、受胎告知、キリスト生誕など宗教画が多いです。
ティツィアーノの「アルベルティーニの聖母子」は幼子イエスの手がだらんとさがっているのが「死」を予言しているという解説で、そう思って見ると「ピエタ」の構図とかなさる感じがします。
私たちが抱く「ルネサンス」のイメージはあくまでもフィレンツェ〜ローマあたりに限定されたものではないかと思いました。
私はルネサンスよりも中世のほうが好きだし、ルネサンスと言っても北方ルネサンスの方が好きだし…というところからしますと、ヴェネチア絵画はかなり気に入りました。
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