気づけば別たれた道、友のあいつもどこかへ それでも道は続く笑っても泣いてもどこまでもどこまでも
寂しくなんか無いさ、もしそう思えるなら共に歌おう僕らの詩
あの時あの場所僕らは同じ道を上にいて、泣き笑い時には迷い、あるいは拗ねていたかもそれでも心に刻んだあの詩は消えない。
思い出して未熟でへたくそでも確かなあのときの詩
斜めに構えても意味が無いことを知り、失ったからこそ大切な不器用さ恥ずかしげもなくさらけだせ、さあ僕らの詩を歌おう
進む僕らよ 孤独の氷河の中にある僅かなぬくもり それこそが僕らの詩
浅い器、水膨れした自意識思い出せば顔も赤くなるだろう歳を重ね覚えた化粧と上達した本心の隠し方それもまた成長
けれども思い出せあの時あの場所の僕らの歌
浅いからこそ溢れた感情という名の本音の透明さ膨れ上がったがゆえのみずみずしさ未熟だからこその美しさそれも僕ら自身だもの
大人になっても捨てることなど無い、恥じることも無い、無邪気に振り上げたあの時の拳 まだ覚えていますか?
忘れることなど出来ない思い出せ僕らの歌 心に刻まれたそれを さあ 今
循環するその思い流行りも廃れも越えていつまでも僕らの詩
誰しもある僕らだけの詩を歌おう
僕らの詩はいまでもここにある
祖父も祖母 父や母 そして僕ら そのまた息子娘達 孫に曾孫 そのまた子供達 僕らの詩は続いていく
いつまでもいつまでも咲き誇れ言の葉に音の葉よ、違う道を行く僕らの上に永久に降り注げ
百花繚乱人の心と同じくいつまでも鮮やかに艶やかに僕らの詩よ千代に八千代にそう願れかし
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