温暖化について

地球温暖化は二酸化炭素の増大を主原因とする説
そうではないという地球温暖化否定説

どちらが正しいのかは
ド素人のおれにはまったくわからないw
でもわかることはある
どしろうとのおれがなるほどそうであったかと納得できる説は
まちがいなくデマであるということだw

地球物理学をやっている学者もわからない
気象学をやっている学者もわからない
天文学や地質学をやっている学者もわからない
できることは　それぞれの分野で「可能性」について言及することだけだ
たとえそれらを　縦横に網羅して知識を付ける事が可能だとしても
それらをの予測を裏付けるデータが十分にあるとは言い切れない
しかし科学はその時点で暫定的であったとしても結論を想定しなくてはならない
その結論が
地球温暖化二酸化炭素原因説だ

オモシロい事に
この地球温暖化説の両論は
バカをあぶり出す恰好のリトマス試験紙となるw
これは論理的なリテラシーを問う問題そのものだからだ

往々にしてこの論理的なリテラシーの問題は
個別分野での優秀さとは無関係に存在する
電子工学の天才がオカルトにハマったり
近代哲学の天才がトンデモな人種論を訴えたりすることはままある
そんな大事でなくとも
大衆である我々が
「これは中学の時に習った熱力学に反している」
「パスカルの法則アルキメデスの原理に反している」
と説明された瞬間に納得してしまう事も同じだ
それが本当に熱力学の諸原則に反していると言えるだけの状況が確立されたデータであるか否かは　まず最初に検証されるべきであるにも関わらず　我々はいとも簡単に概略的に知っている定理にその判断基準を委ねる
あるいは　そういった単純な定理による判断しかなし得ない大衆は
さしあたって暫定的な結論をそこに見出してしまう
そしてそれは暫定王者であることを当初は認識していたにもかかわらず
「真実である」との判断になぜかしら移行していくw
しかもその判断は相当に頑固だw

最近よくマスコミで発言する保守論客の竹田恒存なんてのは
その代表的なバカだ
彼の地球温暖化否定論なんてのは
「中学生でもわかる事がなぜわからないのか？」というような単純な話で
おそらく彼に専門家が知見を述べても彼の意見はかわらない
「中学生でもわかる誤謬を中学生ではない専門家が犯す」
という不思議を無視しているからで
なおかつ　彼の知見はこと温暖化に関して言えば
中学生レベルだからに相違ない
中学生レベルだからバカなのではない
世に中学生以上の知が存在できる事を無視できるからバカなのだw

知は多種多様で
ここまで専門化してタコ壷状態になってしまった現在
すべてを網羅して理解するは不可能だ
それぞれのタコ壷は独自の見解をもつに至る

リテラシーとは真実を見極める能力ではない
ここから先は理解不能である事を適切に理解できる能力の事だ
自分の知の限界点を超えて想像力と予言に身をゆだねない能力だ

それでも判断はしなくてはならないなら
世はバクチであるということで
丁半は偶然であることを認識した上で行うべきだろう

まー　どっちに転んでもあんまり大差ないような気はするがw