原作:アルベール・カミュ 訳:大久保輝臣 演出:中屋敷法仁
スペインのカディスに彗星が現れる。悪い事が起きる兆しだと人々は怯える。
悪の表象ペスト:谷田歩…一幕目後半に登場。ぐいぐい物語を引っ張ってゆく。
ペストの女秘書:高部まい…市民に名簿を作らせ、証明書を発行して、証明書を持たない人間を処分してゆく。ディエゴに心を奪われる。
普段は酒飲み兵士ナダ:平田裕一郎…一幕は飲んだくれだが、ペストに役人として見出される
判事の娘ヴィクトリア:小野ゆり子…ディエゴと婚約。ペストに罹って亡くなる。
判事/町の男たち:谷川昭一朗…法に忠実。ペストが制定する法に従順。悪法も守らなければならない立場
判事の妻/町の女たち:岡部真那美…
ペストに立ち上がるディエゴ:牧田哲也…自らの命に引き換えでヴィクトリアの命を救うようにペストに願う。
総督/漁師:竹井亮介…総督は彗星を見なかったことにするように布告を出す。
首席助役:富岡晃一郎…ペストが総督を放逐した後に市民との伝令役に抜擢
ト書き:中屋敷法仁
定価\2500/購価\2000/評価\4000E列4列目16番上手ブロック上手通路二つ目…美術:
本戯曲は1948年作成された。
舞台はスペインだがカミュのフランスの事だということが明らかで、ペストはナチスドイツを意味している。
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