今日７月１２日は芥川也寸志の誕生日で、生誕９０年にあたる。
そこで、今日は芥川也寸志の音楽を集中的に聴こうと思った。
今日聴いたＣＤを挙げておく。
［１］
�仝魘繕並茖曳�
��交響三章「トリニタ・シンフォニカ」
�８廠擇里燭瓩了鯵攵蓮屮肇螢廛謄�ーク」
芥川也寸志指揮 東京交響楽団（� ↓◆�1963年録音）
森正指揮 東京交響楽団（��、1961年録音）
まずは、交響曲を芥川さん自演の指揮で聴く。改めて素晴らしい名曲だと認識する。｢交響曲｣と｢トリニタ｣は自身の指揮なので演奏も文句なかろうが、｢トリプティーク｣ももちろん良い。芥川さんの曲はアレグロ楽章が特に好きである。
［２］
�仝魘岨鮎蓮屮肇螢縫拭Ε轡鵐侫�ニカ」
�▲船Д蹐肇�ーケストラのためのコンチェルト・オスティナート
��アレグロ・オスティナート
�ど霏∨景朷�
芥川也寸志指揮 新交響楽団（� ↓�、�ぁ�1979,1986録音）
山岡重信指揮 新交響楽団／安田謙一郎(チェロ) （�◆�1981録音）
ライブ録音のＣＤ。［１］でも聴いた「トリニタ・シンフォニカ」を、別のオケでの自演指揮で聴き比べのあとは、師の伊福部昭ゆずりのオスティナートの曲で、全開の芥川節を楽しむ。「武蔵坊弁慶」はＮＨＫ番組のテーマ音楽。番組自体は見ていないが音楽は良い。
［３］
�仝魘繕並茖曳�
�▲┘蹇璽藐魘繕�
��えり子とともに
�け貽佑慮�える場所
�デ�と庄造と二人のをんな
��赤穂浪士
��八甲田山
飯森泰次郎指揮 新交響楽団（1999年録音）
新交響楽団の演奏を別の指揮者で聴く。［１］でも聴いた交響曲第１番を聴き比べたあとは、生演奏でも何度か聴いた好きな曲「エローラ交響曲」のマイナス音楽の世界に浸り、映画音楽や放送音楽を楽しむ。おなじみの「赤穂浪士」や「八甲田山」以外の曲も、メロディーの美しい名曲である。
［４］
�”馥Я閥�｢蜘蛛の糸｣
��交響管弦楽のための音楽
�８廠擇里燭瓩了鯵攵�｢トリプティーク｣
�だ嵎耋音里離董璽�
本名徹次指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 (1998年録音)
「蜘蛛の糸」はいうまでもなく、父龍之介の作品に基づく音楽で、他の作品とどことなく趣が違う雰囲気の作品に聞こえる。宗教的な(？)響きだ。｢交響管弦楽のための音楽｣は第２楽章を大音響で聴くのがいい。なかなか面白い曲だと再認識した。「トリプティーク」も「赤穂浪士」もそれぞれ今日２回目で、ここでも聴き比べ。
［５］
�．丱譽─Ε侫．鵐織検次峺伉譴量粥�
�▲丱譽─岷蠅眄韻�(Flame...star)」
芥川也寸志指揮 ＡＢＣ交響楽団（� �1956年録音）
上田仁指揮 東京交響楽団 （�◆�1953録音）
これは購入したばかりのＣＤ。 「幻のバレエ音楽」の録音が発見されたとかで、ＣＤ化されたものである。情景が浮かぶような名曲だ。「カビの生えたテープを丁寧に拭き取って再生した」などとあるから、一体どんな音質なのかと危惧したが、｢湖底の夢｣は十分に音楽として聴ける。｢炎も星も｣はノイズが大きい箇所もあるが、なによりも芥川の幻の作品の録音が発見されたことを大いに喜ぶべきである。
今日はこれ以外に、映画「米（こめ）」を再び観た。昨日の霞ケ浦行き（日記参照）の流れである。作品の舞台となった土地に行ってから見直すと、また新たな発見がある。これも、音楽を付けたのは芥川也寸志である。
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