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2015年04月13日12:42

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■narato短信 '15.04.13 「静かなる予感」

●2015年04月13日(月)  曇り  強風

 ▼荒れた天気が続いている。
  このあたりでも、きょうは、強風が吹きまくり
  時折、突風に窓ガラスが、どっ・・、とか、ばっ・・、とかいう、風圧による
  音を鳴らして揺れる。


  夜が明けるまで、その風の音を聞いていた。

  いま、夕方の5時。
  まだ、風はやまない。


 ▼これは、「決意」というほどでないし、「覚悟」というほど悲壮なものでもない。
  あえて言えば、「予感」ぐらいが、ふさわしいのかと、思ったりしている。

  あと3か月ほどで、70歳になるのだが、そのときのことを、今、
  思っているのである。

  夜更けて、ひとり、ぼんやりしているときなどは、
  この問題を考えて、ひとときを過ごす・・・。
  それは、けっこう、楽しい時間でもある。


 ▼7月に、古稀を迎えて、70歳代に入るわけだが、
  きっと、これは、還暦を迎えたときとは、位相を異にする出来事だと
  思う。

  「なぁ〜んだ、歌の文句にあった、『♪今年、六十のお爺さん・・・』というのは、
   こんなこと、だったのか・・・」
  と、還暦のときは、思った。

  しかし、古稀は、これとは、ちょっと違うと思うのだ。


 ▼いま、特に、健康に不安があるわけではないし、健康のために
  何かを始める、ということもない。

  でも、いくらかずつ、船が傾きつつあることは、わかる。
  じわっと、どこからか、浸水してきているのかも、知れない。

  老朽化すれば、それは当然のことであって、なんの不思議もないし、
  そういう事態に、不平をいう気もない。

  しかし、じわじわと、傾斜がきつくなり、復元力の衰えで、
  ただただ、趨勢にしたがって、傾くしかなくなるように、なってきたら・・・。


 ▼「そんなことを考えるのが、どうして楽しいのか?」
  そんな、反問もありそうである。

  「楽しい」というのが悪いのなら、「愉しい」と書き改めてもいい。
  「愉楽」という言葉が、思い浮かぶ。


  いつか、「日記」に、「愉楽」や「悦楽」や「快楽」という言葉について書いた
  ような気がする。

  が、こんどは、言葉ではなく、実際に、それが訪れるのである。


  「死」は、楽しいものではないとしても、「死」を愉しむことは、できるのでは
  ないか。


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