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2014年12月26日23:55

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赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで

本展が始まる二日前に赤瀬川原平が77歳で亡くなって図らずも急遽に回顧展になってしまった。

「赤瀬川原平って誰」という問いには何通りか回答が在る。

1.前衛美術家…高松次郎と中西夏之ら共にハイレッドセンターというネオダダイズム活動グループの一員。本展はこの部分にスポットを重点的に当てた。

2.ベストセラー『老人力』の著者

3.芥川賞作家尾辻克彦

ホント多芸な人である。


『大日本零円札』(画像1)…この作品の数年前に『模型千円札』を芸術作品として制作し通貨及証券模造取締法」違反で表現の自由を裁判で争っている。

『宇宙の缶詰』(画像2)…缶詰を中身を食べて、キレイに洗って外側の宣伝の包装の紙を内側に貼りつけると蓋を半田付けすると、開缶する前は包装の紙があった方が宇宙だったから、半田付けされた缶内に裏返って宇宙って事になる?

『櫻画報』第23号(花嵐一)(画像3)…漫画の馬の口を借りて、痛烈に社会批判を展開した。

本展21日に観に行きました。既に終了。但し、大分、広島と巡回するようです。
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