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2014年11月18日14:43

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詩『木の葉』


おだやかな
  時をすべり
     放物線を
       描いた
         息は

          無限

            大


             へ





              と








              夢




              を

             みて

          いたのだ

     妻の声が聞こえる

零の領域で私は地球になって
あるいは宇宙そのものになって
時を超越していた
宇宙の始まりと
宇宙の終わりと
同時に存在していた
一瞬のカケラが煌めいた気がして
目を開けると
妻が私に話しかけている
“nasarika, nasarika”
英語のような
(ばかやろうちゃんと話せ)
泣くな
妻の右手にムーンストーンが無い
なぜか病室の入り口が右側にある
“nasoto,nasoto”
息子も娘も英語を話している
看護婦さんだが名札が裏表じゃないか
「minna naniwo itte irunda」
“adnuri?”
看護婦さんまでが英語をしゃべる
私は疲れた。
「oyasumi」




*マイミクのpipirazziさんとそのマイミクさんたちの会話からインスパイアーされて書いたものです。みなさんありがとうございます。(^δ^)ノ
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