●2014年11月12日(水) 晴れ
▼「ナラトさん。
オレ、きょう、はじめて『神戸市立小磯美術館』に行ったんですが、
六甲アイランドにあるんですね・・。
神戸から西宮にかけて、このあたりは人口島だらけですねぇー」
「まあ、六甲山系がすぐ背後に迫るこの地域では、やむを得ないのかも・・。
三宮からはポートアイランドへ『ポートライナー』が走っているし、
住吉からは六甲アイランドへ『六甲ライナー』が出ている・・」
▼「オレ、車両の先頭で見ていたんですが、この『ライナー』ちゅうのは、電車じゃなくて、
トロリーバスみたいな、タイヤで走る『電気自動車』なんですねぇ」
「そう、『レール』がないし、『運転手』もいない、『無人電動バス』だよ」
「吊り橋で海を渡って、景色もまあまあだし、気分はよかったです。
小磯記念美術館も、入口の間口より、奥の方がひろくて、大きな展示場が
3つもあって、びっくりしました」
▼「で、肝心の『版画』のほうは、どうだった?
生誕120年記念ということで、今回の特別展示は、川西英の版画の展示では
その出典作品数が過去最大らしい・・」
「そうでしょうね。3展示場のひとつは『小磯良平』でしたが、あとのふたつは
『川西英』でした。 オレ、正直いって、みんな見たので疲れました・・・」
「なんでも、川西英の全1200点の木版画の3分の1、約400点を集めた
らしいから・・・。 だから、展示も前期・後期で全面的に入れえる。
11月19日からは、別の作品がならぶわけだ・・」
▼「オレ、『版画』は大好きです。 水彩・油彩の『絵画』とはまたたがった、なんか
デザイン的な、装飾的な雰囲気があるでしょう・・・」
「そうね、『刷る』と、また雰囲気、変わるものねぇ・・」
「あっ、これ『古道具屋』、大きな作品だったんですね。
この作品もそうですが、川西英のどの作品も、『赤』が印象的ですね」
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