●2014年07月22日(月) 晴れ
▼こんにちわ。
ここ近畿地方は梅雨明け宣言し、
暑い日が続いていますが、
みなさん、お元気でしょうか。
私は「木常熊造」といいます。
知っている人は知っていると思うけど、
クレジットというか、このミクシイの「プロフィール」は
俺の、いや私の名義になっています。
私がナラトさんの「日記」を代筆してたのではなく、
れきっとした「コラム」を担当しておって『獺狐余話』とか、
『狐思庵日乗』とゆう「日記」、書いてました。
オレも(もうオレでいいか)、半分、わすれかけておったわけですが、
今年の2月ごろまで書いておった。
全然、オレのこと知らん人は、ナラトさんの書いた「
獺狐余話(6)」、読んでもろたら
オレの素性わかると思う。
▼はっきり言うて、オレ、ときどきシッポ出すねん。
決して「怪しいモン」ではないんやが、人間になったり、キツネになったりして
大方の人には、気色悪がられたりもする。
鳳凰とか、麒麟とか、想像上の動物で、人間が空想的に考え出したモノなら
それはそれで人間も安心しよる。
もちろん、「
鵺(ぬえ)」とか、心理的作用で「お化け」を自分で招き寄せて
自ら怖がるような想像上の動物もおる。
だから、『星の王子さま』風に言えば、オレは「心で見ないと見えない」のだ。
そのことは、ナラトさんは薄々、気づいていると思うが、よくはわかっていない。
突然、オレが現れたとナラトさんは思っているが、ナラトさんがオレのこと
思い出したから、オレが来たんだ。
その例でゆうと、オレは「死者」に似ているかも知れない。
▼だから、オレは「透明人間」であり、いつでもナラトさんのそばというか、
心の中にいる。
二重人格とか、多重人格とかゆうと、これまた気色悪いが、オレとナラトさんの
関係のように、誰の心にもそれはあって、キツネであったり、タヌキであったり、
オオカミだったりして、ときどき姿を現す。
性善説・性悪説とか、聖性と俗性とか、心には「ふたごころ」のあることは
古今東西、むかしから人間世界でゆわれている事である。
2、3日前、ナラトさんの奥さんがTVのミステリー番組で、橋爪功が出演する
『天才刑事・野呂盆六』というのを見ていた。二重人格を装って人を殺すという
話だった。
オレは、きっと、ナラトさんもその番組みていたから、寝ながら、一方で
「涕泣史談」のことを思い、もう一方でオレのこと思い出したのだと思う。
▼ナラトさんには、ぼちぼち『書き写しノート』のほうで頑張ってもらうとして、
ひさしぶりに、私が『狐思庵日乗』を書きます。
どうか、よろしくお願いします。
(なんかオレ、ナラトさんに仕事させておいて、ちょっと偉ろうなった気するわ)
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