●2014年03月13日 (木) 雨
▼もうすぐ「賀川記念館」に出かける。
出かける前に、忘れないうちに書いておこう。
「歴史とは何か？」そのことについて。
▼むかし、「歴史とは何か？」というタイトルの
そんな「本」を読んだことを覚えている。
いや、読んだのではなく、「本」を持っているだけかも
知れない。
読んでいないかも知れないが、
「歴史とは何か？」
そのことを私は知りたかったはずだ。
そんな気持がなければ、「本」をもっていることさえ
私は思い出すことはないだろう。
記憶では、たしか岩波新書で、著者はＥ・Ｈ・カー。
岩波新書は「黄」に変わったころではなかったか。
▼「世界史」を高校では習わなかったが、「日本史」は
教えてもらったし、大学では「経済史」や「経済学史」、
ほかにも「思想史」「自然科学史」という科目があった。
働き出してからは、『コープさん 灘神戸生協の六十年』、
『百万人の輪 コープこうべ７０年の歩み』、『愛と協同の志
コープこうべ７０年史』というのがあった。
また、『志高く２１世紀へ コープこうべ労働組合沿革５０年史』
というのもあった。
▼いろんな時間が流れた。
時間とともに、いろいろ忘れた。
記憶は忘れられる。
忘れることに抗うように
人は、時間の自然に抗いつつ
記録を残す。
あるときは、いま
ここに書いているように
備忘として
ほんのメモ書きに。
▼「記憶」といい、「記録」といい
人は何を心にとどめ、頭に刻み込もうと
するのか。
「記憶」や「記録」は
時の流れの中に何を見ようとしているのか？
「歴史とは何か？」
▼１１時になった。
そろそろ出かけなければ・・。
外は雨が降っている。
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