mixiユーザー(id:1040600)

2014年02月07日02:13

55 view

■「狐思庵日乗(16)」 「ねじれ」紀行

●2014年02月07日(金)   02:13

 ▼きょう(2月6日)もまた、オレ、外に出ず、一日「狐思庵」におって
  「にんげんウオッチング」やっとった。

  「にんげん」の事、理解しょうと思うて、ウオッチングしておった。
  オレたち、キツネは、群れをつくらず、「ムラ」も「国家」もつくらず
  「家族」だけで生活しておるので、群れるイヌよりは(そして、ひょっとして
  「にんげん」よりも)「独立心」があるほうやと、オレは思うとる。

   (註)ウイキペディア『キツネ』の「生態」項から
     イヌ科には珍しく、群れず、小さな家族単位で生活する。
     イヌのような社会性はあまりないとされるが、宮城県白石市の狐塚の
     ように、大きなグループで生活していた例も知られる。
   ・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%8D


 ▼「にんげん」は、「言葉」をもち、群れて「社会」をもち、生活に「文化」を
  築き、自然を「文明化」し、しかも、考え方の、「思想」や「歴史」や「科学」を
  作り出して、自然界では、自分が一番えらいと思うとる。

  しかし、たいがいの場合、キツネはキツネ同士、理解しあえない、ちゅうことは
  ない。キツネに諍(いさか)いがないことはないが、その諍いは互いにキツネである
  ことによって、了解しておる諍いである。

  しかし、「にんげん」は哀しいかな、高等であるがゆえに、自分がえらい、
  正しい、間違っていない、とゆう考えにとらわる。


 ▼いま、東京では「都知事選」というのをやっとる。
  東京でどれぐらい盛り上がってるのか知らんが、話では、投票率が50%
  くらいなら、圧倒的に「舛添要一」さんが、もし70%くらいに上昇すると、
  「細川護熙」さんが当選する可能性も、というのが下馬評らしい。
  ・ http://president.jp/articles/-/11813?fb_action_ids=698680293509641&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B248166742028505%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

  そして、「前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦=、元航空
  幕僚長の田母神俊雄氏(65)らが追う展開となっている」らしい。
  ・http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020300424

  また、主要候補4人の主張の違いは、次のように報道されとる。
  ・http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_election-tochijisen20140122o-02-w680


▼こんどの都知事選ではネガティブ・キャンペーンは、アメリカみたいに
  大量の選挙資金を使って、TVなど「マスコミ」でハデハデしくはやっとらん
  が、「舛添要一」さんの女性問題と姉さんの生活保護問題、「細川護熙」さんの
  佐川急便・選挙資金問題がインターネット上で、流されている。


  ●「舛添要一」さん

   ▼家族・親族

   奔放な女性関係で知られ、2度の離婚歴がある。
   最初の妻は留学時代出会ったフランス人。
   2度目の妻は官僚時代の片山さつき(当時朝長さつき)であり、衆議院議
   員だった近藤鉄雄の紹介でお見合いしたのが馴れ初めで1986年に結婚。
   しかし実質的な結婚生活は長続きせず、3ヶ月後には片山が弁護士に相談
   する事態に陥ったといい、調停を経て89年に離婚した。1996年6月に
   現在の妻である元秘書の女性と3度目の結婚をし、2児をもうけている。
   他に日本人女性2人との間に婚外子が計3人いる。

   ▼実姉の生活保護問題

   また、次長課長河本準一の母親の生活保護受給スキャンダルの発覚(芸能
   人生活保護不正受給問題)から、姉の生活保護受給の話が再び注目され
   た。1992年、北九州市の担当職員が「可能な範囲で1万でも2万でもいいか
   ら仕送りしてくれ」と頼みに舛添の家を訪ねたが追い返された(元市職
   員談)。当時の舛添はタレント学者としてテレビで稼いでおり、億単位で
   不動産を買い漁っていた。といった内容が報じられているが、舛添事務所
   は取材に応じていない。ちなみにこの芸能人生活保護不正受給において追
   及の筆頭に立ったのは元妻の片山さつきであった。

   ウイキペディア
   ・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E8%A6%81%E4%B8%80

   反論
   ・http://www.youtube.com/watch?v=MSTfcwuIs3M


 ▼オレ、思うに、このウイキペディアの記事は「事実」なのやと、思う。
  ナラトさんも、舛添さん、ちゅう人はがこんな人とは知らなかった、と言う
  とったが、「人には人に、それぞれ事情ちゅうモンがある」という事もあるので、
  この「事実」と、舛添さんの「真実」は区別し、「事実」は「事実」として
  受け止め、この人の「真実」ちゅうものが奈辺にあるか、それが大事やと、
  ナラトさん、ゆーとった。
  でも、「事実」さえ知らされん、ちゅうのは一番いかん事で、マスコミなんか、
  この辺のこと、どう考えておるんか、オレ、疑問に思う。


 ▼それと、ナラトさん、こないだ、<■獺祭備忘(3) 毎日新聞『NHK会長人事』>
  ちゅうの、「日記」に書いとった。
  ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920592571&owner_id=1040600

  それについても、ナラトさん、「自己反省」しとった。
  もっと、自分の目で確かめなアカンと猛省しとった。

  「正しい」と思う判断は、いつも、なにかの「情報」によって判断するしか、
  ないけど、いわゆる「良識」というヤツ、「信頼できそう」というヤツ、
  そんなものも、自分で見て、考えて、判断せんとイカンと思うた、とナラトさん
  ゆーとった。


 ▼ネット・サーフィンして、時間かけてみていると、いちばん思うのは、
  「ねじれ現象」であると、オレ、感じてる。

  こないだ、オレ、はじめて「満月の夕」とゆう歌から「三宅洋平」さんの
  事、知って、<■「狐思庵日乗(10)」「ひげ」紀行>ちゅう「日記」書いたンや。
  ・http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920065632&owner_id=1040600

  いま、その「日記」読み返してみると、三宅洋平さんの「話し合い」という
  考え方や、訴えは、一度、聞いてみるに値すると、オレは思うとる。
  「子供じみた考え」と思う人も、いっぱいおるやろ。

  しかし、「大人じみた考え」の人が、どれほどの「考え」を出せるか、
  オレは、それを疑問に思う。

  簡単にゆーと、オレは、その事・その問題、ちゅうのは、結局のところ、
  発言する「人物」、つまり「にんげん」が、世にいう「人物」として
  「人物」たりうるか、または、「にんげん」らしいヒトか、ちゅう事やと
  思うけど、いまの世にあっては、そんな「ひととなり」の論議は流行らない
  のである。


 ▼だから、オレとしては、じっと「にんげん・ウオッチング」してるワケ
  やけど、ナラトさんが猛省しとったように、一部に「馬鹿にされている」
  田母神さんと、百田さんの発言をじっくり聞いてみた。

  マイミクの皆さんは、「良識派」の人が多いのであるが、その「良識」を
  一度は疑って、「情報」によって作られる「良識」というものに、真正面
  から向き合うことも、必要やと思う。

  マイミクのある方が、こんどの都知事選で、NHKの経営委員である作家の
  「百田尚樹」さんの、選挙応援演説に嫌悪感を示されておった。

  オレも、そうやと思う。
  しかし、なぜ、そうなるのか。
  なぜ、「ねじれる」のか、その事も、一方で思った。


 ▼韓国や中国に対する「嫌悪感」も、いま、ごっつう強くなっておる。
  「外交」とゆーと、自国の利益、つまり、「国益」を図るのが、最大
  目的のようにゆわれとる。

  はたして、そうなんやろか。
  「国益」ちゅう概念も、オレら、「ムラ」も「国家」も作らんキツネには
  よう分からんところがあるが、「外交」ちゅうのが、「話し合い」ちゅう
  事なら、いまの状況は、中国・韓国・日本ともども、外交に「失敗」しとるとゆう
  事であって、どちらが「正しい」よりも、そっちの方がよっぽど大事やと、
  オレは思うが、「良識派」の人も、その「良識派」の人よりもっとオレは
  情報知っとるや、ゆー人も、そして、「日本を愛する」とゆー人も、どっか、
  わからんとこで、「ねじれ」を起こしとると、オレは思うとる。


 ▼【 蓋棺事定 】 がいかんじてい、「棺(カン)を蓋(おお)いて事(こと)
  定(さだ)まる」ちゅうこともある。
  ・http://fukushima-net.com/sites/meigen/43

  「人物」であるか、「にんげん」であるか、じっくり聞いてみよう。
  そして、意見を異にするとしたら、どこで、その人と「ねじれる」のか、
  また、その人自身、自分の内部のどこで「ねじれていく」のか、その分岐点を
  知ることは、大切なことやと、オレは思う。

  それで、きょうは、もういちど、「三宅洋平」さんと、「小出裕章」さんの
  話を聞き、また「百田尚樹」さんと、「田母神俊雄」さんの話を聞いた。

  ・三宅洋平さん
   http://www.youtube.com/watch?v=E8bX2SliuQ0
   (その他のサイト

  ・小出裕章さん
   http://www.youtube.com/watch?v=2_NdJM-PTPQ
   (その他のサイト

  ・百田尚樹さん
   http://www.youtube.com/watch?v=NMBSsxhMOJQ
   (その他のサイト)

  ・田母神俊雄さん
   http://www.youtube.com/watch?v=2RypSKocZAQ&feature=youtu.be
   (その他のサイト


 ●これまでのあらすじ
 
  ■■ きつねとかわうそ 目次 ■■



3 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する