●2013年12月10日 (火) 晴れ
▼7月に「68歳定年制度」で会社を停年退職した。
会社は、「地域独占気体燃料・共同体生活 株式会社」といい
「地域独占気体燃料 株式会社」を親会社とし、同親会社が
出資する100数社の子会社のひとつで、主たる業務は、
「マンション管理業務」である。
親会社「地域独占気体燃料 株式会社」は、関西全域にわたり
気体燃料の供給事業を行っており、それに付随する業務全般の
ほか、地方公共団体が運営する公的住宅施設等の「施設管理」や
公共団体の「指定管理者」として、公共団体に代わって公的住宅の
入居者の募集・管理費等の徴収・施設の維持管理等々の業務も
行っている。
それら業務のうち、セキュリティおよび施設管理を主たる業務とする
子会社「地域独占気体燃料・保全役務 株式会社」(以下「A」)と、
マンション管理業務を主たる業務とする「地域独占気体燃料・共同体
生活 株式会社」(以下「B」)は、ともに親会社100%出資の子会社で
この両者を一時合併させたが、「A」のもともとの母体は「警備会社」
で、「B」のもともとの母体は、「化学繊維製造・拡大進出・広域土地
開発会社」で、それぞれのドメインと人脈、ノウハウが異なり、本来
それらの要素を統合・一本化し、組織強化を目的としたが、ついに
統合に失敗し、また、もとの「A会社」と「B会社」に分離し、
元の木阿弥にもどった。
結果として、親会社の役員・管理職・職員の「天下り組織」として
「2会社」を継続・確保することとなった。
▼私が7月まで働いていたのは、マンション管理を主たる業務とする
「B会社」である。
管理対象物件であるマンションは、神戸・新開地にあり、当該
マンションの4階から10階は住戸、1階はスーパー、2階は病院と
歯科医院、3階は1階スーパーの事務所ほか「A会社・神戸支社」など
事務所が入居した複合施設である。
この物件を開発・設計したのは、「K市住宅供給公社」であり、
公社は、このマンションの「維持・保全」を「A会社」および
「B会社」にやらせることを前提としたマスタープランを作成し、
この地域の「再開発」を目指した。
というのも、かつて「東の吉原、西の福原」と言われ、また
「東の浅草、西の湊川新開地」と並び称された、一大歓楽地であり
「盛り場」であったが、時代とともに、繁華街が湊川新開地から、
三宮に移り、昭和から平成になるころには、街は寂れるとともに
「夜間、女・子どもの通れぬ街」になった。
▼そこで、「K市」は、「燃料会社」と次に述べる「K重工」などの
協力をとりつけ、新開地地区の再開発として、当時、はやりの
「コーポラティブ住宅」の建設を、この地域で展開する方針を
決定した。
この地域には、「大阪」にならぶ、皇紀二五九七年(1937年 昭和12年)に
竣工した「神戸」の『ガスビル』があり、今も当該マンションの南隣に
古色蒼然と存在している。
また、この地域の土地は、「気体燃料 株式会社」のほか、
「k重工」とも深い関係があった。つまり「K造船所」は
この先の海岸にあって、「K崎町」という名の町名もある。
県の施設で、JR神戸駅の近くの「生活創造センター」の
ある総ガラス張りの巨大ビルは、K重工の土地に建設され
K重工も入居しているる
ちなみに、当該マンションの立体駐車場は、K重工製造で、
K市の競争入札で、たった「1円」で落札し、設置されたと
聞いている。
▼まあ、そんな土地柄と背景があって、住宅供給公社は、
当該物件の設計にあって、当該物件に「A会社」「B会社」が
入居(単にテナントとしてでなく、区分所有者として入居)を
前提に、マンションの管理人室や、管理組合所有の配電盤等の
共用設備一切を、3階の私的区画の「A会社」と「B会社」の中
に設け、「共用設備、共用部分」の節約という、到底信じられない
ようなことを行った。
もし、管理組合が「A会社」「B会社」とのマンション管理委託
契約を解除し、他社に変更したとき、管理組合は、よそのお家で
ある「A会社」と「B会社」の中に入っていかないと、マンション
の維持管理ができないという、異常事態が発生する。
どうしたものか、こんな当然の事を無視し、「K市住宅供給公社」は
「A会社」と「B会社」に、未来永劫、管理業務を委託することを
前提として、「管理人室」も、「管理組合・配電盤」も、「管理組合・
火災警報盤」も、「管理組合専用スペース」に当然あるべき
「管理組合設備」を設けなかった。
▼そのため、私は7年間、「A会社・神戸支社」の事務所の中で、
たった一人の「B会社・当該マンション管理員」として、机を
並べ働いた。
当該マンションを開発・設計した「K市住宅供給公社」は、
今年3月だったか、巨額の負債を抱え正式に「破産」した。
のこされた負債・借金は、K市民の負担となり税金で償却する
こととなり、一方、つぶれた「公社」は「街づくり機構」とか
なんとか名称を変え、相変わらず、税金を使い市の「天下り先」
として存続している。
・・・ きっと、皆さんに何の関係もないことを
長々と書いてますが、ごめんなさい。
私のために書いていますので、退屈な場合は
パスしてください。
『再雇用顛末』に行く前の、予備知識の「記録」として、概略は
だいたい、以上のようなことである。
昭和30年ころの新開地。多聞通りが左右(東西)に走り、左手に「聚楽館」がある。
神戸駅近辺 大正12年
★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★
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