■「妙法寺」について　(正)

●2013年10月22日(火)　　晴れ、のち曇り

　▼今朝は、前回とは逆回りで「妙法寺」に行ってきた。

　　このコースの特徴は、「山越え」で、国土地理院の地図で
　　調べれば分かるのだろうが、ここ横尾地区と妙法寺地区との
　　高低差にある。

　　私の住む「横尾地区」は、横尾山の北側斜面を削り造成した
　　ところで、歴史も新しく、私はここにきて３１年になるが、
　　４０年前は鬱蒼と木々の茂る横尾山の山腹であった。


▼これに対し「妙法寺地区」は、いまでは妙法寺川に沿って走る
　板宿〜白川台の道路沿いの、小さな集落である。

　しかし、こちらは古代から人の住み着いた地区であり、
　西暦７００年代にすでに歴史に登場している。

　「妙法寺地区」に比べれば「横尾地区」は、山を切り開いてできた
　まだ５０年の歴史ももたぬ新参者、いや、まだ赤子にも成長してい
　ない地区である。


▼人は往々にして、勘違いすることがある。
　現在を中心にして、歴史を見ることである。

　これは、自己を中心として、世界を見るのに
　似ている。

　ちょっと振り返ってみるだけでも、その誤りは明らかである。
　たとえば、太古に栄えた都市が、いま跡形もないことを。


▼せいぜい１００年ぐらしいか生きる人間・個人としては
　それでいいのかもしれない。

　・・・あれれっ、また前振りが長い、メシの時間である。

　続きは、また。


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