■台風一過/「もっと音楽を！」

●2013年09月16日（月）　夜

　▼台風はいま釧路あたりを通り過ぎようと
　　している。

　　朝、テレビを見ながら「日記」を書いていた。
　　

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　　　　▼朝早くから、この辺でも
　　　　　風の勢いが増し、雨がしきりに降っている。

　　　　　特別な「オリンピック」のことよりも、
　　　　　日常となった「災害列島」のことが気にかかる。

　　　　　きょうは「敬老の日」だそうだ。
　　　　　仕事が休みの人も多いだろう。

　　　　　こんな雨風の日、私は目覚めて
　　　　　一瞬たじろぎ、そしてホッと安堵する。

　　　　　「私に仕事はないんだ！」

　　
　　　　▼私は、「仕事がない」ということをときどき
　　　　　忘れる。
　　　　　起きて、そのことを思い出すのに、ひと呼吸の間がある。
　　　　　そんなことが、仕事を辞めてから何回かあった。
　
　　　　　「なぁ〜んだ！、出勤しなくていいんだ」と思い、
　　　　　働いている人に、「ご苦労様です」というリスペクトが
　　　　　自然に湧き上がる。


　　　　▼そんな気持ちは、パンツ一枚で扇風機にあたりながら、
　　　　　居間から、白く光る外の景色をながめていた８月の
　　　　　暑い夏の昼間にも思った。

　　　　　だが、「これでいいのだろうか」という気持ちも
　　　　　どこかにある。

　　　　　「すべての時間を、ただ自分だけのために使う」
　　　　　　なんてことが、許されていいのだろうか。

　
　　　　　　・・・・




　▼そこまで書いて、私は、書く気力を失った。
　　「日記」を短くして投稿した。


　　濁流が堤防からあふれ、住宅地に浸水していく映像を
　　テレビが映し出している。

　　２年前の３月１１日にも、同じ思いを抱いた。
　　あの日も、私は休日で、コタツにもぐりこみ、
　　横になってテレビを見ていた。
　　
　　そして、自分の「能天気」についても書いている。


　▼きのう、私は「もっと音楽を！」という自分のホーム・ページを更新した。

　 　■「ソウルミュージック」はお好きですか？



　 朝の日記では、そのことを能天気にも、お知らせしようと
　　していたのである。

　
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