●2013年08月12日(月) 晴れ
▼きょうトイレに行って、笑ってしまった。
予備のトイレットペーパーの上に、
岩波新書の浅野順一『ヨブ記』を置いているのだが、
その脇に、うちわが置かれてあった。
こんな季節に『ヨブ記』を読むのも
一興かと思って、この間から少しずつ読んでいる。
「苦難」を人はどうやって、やり過ごすか。
「試練」だと思いなして、乗り切るのだろうか。
妻が置いたうちわを、パタパタ扇ぐあいだにも
胸から汗が流れ落ちた。
▼連日の暑さの中で、暑さの思いを「日記」に書いたら、
伊東静雄の詩集『夏花』(青空文庫)についてコメントをいただいた。
・
http://www.aozora.gr.jp/cards/001197/files/45279_18539.html
詩集のはじめに、「ルバイヤート」が引用されていた。
おほかたの親しき友は、「時」と「さだめ」の
酒(さか)つくり、搾り出だしし一(いち)の酒。
見よその彼等、酌み交す円居(まどゐ)の杯(つき)のひとめぐり、
将たふためぐり、さても音なくつぎつぎに憩ひにすべりおもむきぬ。
・・・・・
森亮氏訳「ルバイヤツト」より
▼これもまた、「真夏の夜の夢」にいいかと思い、たしかこの辺りに
と探すが、岩波文庫の『ルバイヤート』が見つからない。
そばにあったのは、私が読んだ「本」のうち、巻数のいちばん多い
角川文庫、全21冊・バートン版『千夜一夜物語』。
学生時代、長編が読めないので、これなら読めるかと
全巻、買った。
パラパラとページを繰って、若くて悶々とした日々を
思い出し、挿絵を見ながらロック片手に
ペルシャの夜に、思いを馳せた。
さて、第118夜になると、「おお、恵み深い王様・・・」と
シャーラザットは語った。
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