mixiユーザー(id:1040600)

2013年07月27日17:48

17 view

■真夏の夜の夢

●2013年07月27日(土)  晴れ

 ▼いまは、アブラゼミだけが鳴いている。
  チリチリと焦げるように鳴いて、か細く消える。

  職場のケヤキの大木で、きのうも
  滝のような大音響のクマゼミの合唱を聞き
  例年の夏がやってきた。

  しかし、クマゼミが鳴きだすと同時に
  ヒグラシを聞いたのは、今年はじめてだ。


 ▼今朝は、5時すぎには
  椿谷公園でクマゼミが鳴きはじめ
  6時になるころは、椿谷公園、中公園、
  そして、うちのベランダ側でも、東の出窓の方でも
  鳴き、「セミはこんなに早起きだったか」と思った。

  子供のころ、カブトムシを取りに行く早朝、
  セミは鳴いていなかった。
  8時ごろになって、きょうも暑い一日が始まる
  と思うころ、セミはそれを囃し立てるように
  わんさか鳴いた。

 
 ▼天気のことにしろ、人事のことにせよ、
  もう何があっても、そうは驚きはしない。
  「そんなことも、ありかな・・」と
  思う。

  天変地異も不条理も
  「そんな事かな」と
  受け容れる。

  「何でもアリ」という言葉が使われ始めたころ、
  人々は、その予兆を感じていたのだろうか。

  ケヤキの大木の下で、
  クマゼミが腹を上に向けて、舗道の敷石に
  寝転がっている。

  柿色の腹弁をかかえながら
  「冗談だよ」と笑っているように見える。


 ▼焼酎はオンザロックがいい。
  パンツ一枚で裸で飲むのがいい。

  夕暮れて、セミの声を聞きながら
  楽しむ。

  ゴーヤと豚の味噌炊き、冷奴。
  タラコと、ちりめんピーマン。
  ハモの湯引きの辛子酢味噌に、トマト。
  牛スジのこんにゃく炊きと、オニオン・スライス。

  焼酎は、いよいよ旨い。



6 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する