●2013年01月13日 (日) 夜、雨
▼正月、2日だったか、
テレビを見ていたら、突然、パッと
画面が真っ黒になった。
2ヶ月くらい前、はじめて
そうなった。
これで、3回目で
私はそうびっくりしなかったが、
帰省していた長男が驚いた。
▼スイッチを入れ直せば、
テレビはもとにも戻る。
画面は、復旧し
以前と何ら変わりはない。
そのことは、はじめて、
同じことが起こったとき、
私も驚いて、ON・OFFして
やってみてわかった。
▼「地デジ」切り替え時、まだ今のテレビが使えるので
買い替えしなかった。
もう、とっくに10年は過ぎたように思うけど、
うちでは、今も「アナログテレビ」を使っている。
画像は、いまだに「色染み」などなく、長持ちしたテレビだ。
それが2ヶ月ほど前に、突然、
何の前触れもなく、バチッと
スイッチの切れるような音がして
画面が真っ黒になったのだ。
▼「もうそろそろ、頃合いかナー」と
テレビの買い替えの話を妻とした。
しかし、画面は真っ黒になっても
もう一度、スイッチを入れると
まったく正常に映るのである。
おそらく、画面が真っ黒になる間隔が
次第に縮まってきて、そのうち
スイッチを入れ直しても、
テレビはつかなくなるのだろうな、
と思った。
▼私は、
「まぁ、火でも吹かなければ、もう少しいけるかな・・?」
と、長男に言った。
そして一週間ほど前、長男からメールが来て、
「40型液晶、ソニー『ブラビア』が1月12日(土)、
8:00〜12:00に届きます」と
いってきた。
▼連絡どおり、きのう
量販店からテレビが届き、ものの10分くらいで
テレビの設置が終わった。
「狭いところに、大きなテレビは見づらいんじゃない?」
妻とそう言っていたが、
きょうは、NHKスペシャルの
『世界初撮影! 深海の超巨大イカ』を二人で見た。
▼水深800メートルの真っ暗な海底で、体長13メートルの
巨大なイカが、透き通るような胴体をメタルカーラーに発光させ、
長い足を緩やかにあおりながら、その姿を現した。
30センチもあるイカの目玉が、じっと
こちらを見つめている。
こちらも、水深800メートルの海底に潜り、
わずか、5メートルの距離で
ダイオウイカの、鋭く輝くぬめるような眼球を
見ている。
、
「孤独の王者」の、睨みつけるその眼差しに
画面の大きさを忘れ、わたしは
ただ圧倒されていた。
NHKスペシャル『世界初撮影! 深海の超巨大イカ』
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