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2012年04月30日20:01

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■ものは考えよう

●4月30日(月)  曇り

 ▼きょうは曇り、先程から雨が降り始めた。
  部屋には妻がもらってきた花束の
  ユリの香りが充満する。

  きずし、タマネギ・ナネタケ・人参・コンニャクの卵とじ、たらこ、
  ピーマン炒め、カマンベール・チーズ、大豆の昆布煮、西瓜、
  すぐき、いわしの煮付(缶詰)、あさり味噌汁。

  焼酎は甲類乙類混合「はないも」。製造所の記載はなく、販売者は
  サントリー。

  私は贅沢は言わないのだ。

 ▼書きたいことがあるが、うまく書けそうもないので、
  このあいだから、ぼんやり思うだけである。

  2、3年前から、私は吉本隆明を、久々というか、
  読んでみたいと思って、歳とった隆明の「本」を読んだ。
  こんな気になるのは、鶴見俊輔の歳とった映像を前に見たからだと
  思う。

  人はどんな人でも老いる。
  老いてきたとき、人はどんなことを考えるのだろう。

 ▼数学が典型的だけれど、たとえば、加減乗除の法則は、四則演算の
  ルール・法則を定めると、その定義のもとで成立する「世界」を
  構築することができる。

  いわゆる「科学的」というのは、この方法にもとづく思考方法であるが、
  近代以降は、この思考法が主流を占め「科学的」でないことは、
  思考の名に値しないように思われがちである。

  しかし、最近、いよいよ億劫がちの私は、
  どんどん、そんな思考が自分にとって面倒で、
  まあ、日常生活が支障をきたさない範囲で考えれば
  いいように思う。

 ▼「考える」というより、「思う」ということに近いのかも
  しれないが、漠としたことについての「思考」のことが
  気になる。

  歳をとるということは、これまでの経験を踏まえ、
  その「思考」が試され、どう考え、どう思うかを
  きっと深めてきたはずだ。

  吉本隆明に、『うその考え、ほんとうの考え』というような
  書名の「本」があったが、あれは、いま考えると
  歳をとりはじめた彼の、自分の「思考」の自己検証だったような
  気がする。

 ※「日記」をさぼっているので、<非公開>のメモみたいなもので
  一応、つなぎとすることにした。


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