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2011年09月15日00:38

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■虫のこえ(2)

●9月14日(水)  晴れ

 ▼きょうも30度を超す真夏日。
  秋の気配を見せながら残暑が続く。

  ところで「虫のこえ」といえば、すぐに思いつくのは
  次の歌ではなかろうか。


    あれ、松虫が鳴いている
    ちんちろちんちろ
    ちんちろりん
    あれ、鈴虫も鳴き出した
    りんりんりんりん
    りいんりん
    秋の夜長を鳴き通す、
    ああ、おもしろい虫のこえ。

    きりきりきりきり、きりぎりす
    がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫
    あとから馬おい、おいついて
    ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん
    秋の夜長を、鳴き通す
    ああおもしろい、虫のこえ


 ▼この「虫のこえ」は、明治43年(1910年)の『尋常小学読本唱歌』に
  収載された。

  当時、文部省は唱歌教科書の作成にあたり、『尋常小学唱歌』が出来上がるまでの
  暫定的な教科書として、時の国語読本『尋常小学読本』のなかから韻文教材27首を
  選び、それに曲をつけた。書名の『尋常小学読本唱歌』はそのためである。

  これらの楽曲はすべて日本人による作詞・作曲で、当時としては画期的なもので
  あった。

  文部省は、東京音楽学校に依頼して編纂委員会を組織させ、そこの教授を中心に
  構成された編纂委員が合議して作曲された。そのため、個々の曲の作詞者、
  作曲者は伏せられ、著作権は文部省が所有することになった。
  以来約100年、『尋常小学読本唱歌』所収の曲は現在も歌い継がれている曲が
  多い。

  
  この「虫のこえ」は、平成19年(2007年)には「日本の歌百選」に選ばれた
  という。

    (出典:ウイキペディア)



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