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2011年04月03日11:51

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■目に見えないもの

●4月3日(日)  晴れ 風寒し

 ▼本年度、最初の団地の掃除である。
  風が冷たい、寒い。

  掃除の後、昨晩の役員会の報告事項を
  みんなに伝える。
  この団地ができて28年、3回目の階段役員。

  団地の自治会・管理組合の連合協議会では
  「当協議会としての被災地への義捐金は集めない」
  ことを伝えた。

  理由は、もうすでに、みんな
  それぞれ何らかの形で、募金に協力しているから
  「当協議会として」は募金しない、ということであった。


 ▼ほんとうは、きょうが「花見大会」の予定であった。
  温かい日があるかと思うと、急に冷え込む日が来る。

  1週間延期したのは、正解であった。
  来週10日(日曜日)、明石公園で
  恒例の「花見大会」を自粛せず開催する旨、
  きのう、2000年会のメンバーに連絡した。

  団地の桜は、寒さの中、一分から二分
  花を開きはじめた。


 ▼3月11日以降、「目に見えない」ものについて
  TVは繰り返し報道し、公共広告している。

  心も思いやりも目に見えない。
  放射能も放射線も目に見えない。

  「情報」は映像で伝え、目に見えるもののようだが、
  それが人々の判断に結びつく力、「情報力」は目に見えない。


 ▼8:00からは、
  4チャンネルのMBS毎日放送「サンデ−モ−ニング」を見た。

  10:00から
  6チャンネル、ABCテレビ「サンデー・フロントライン」を見ている。


  震災以降、大手メディアの「報道自粛」が気になった。

  災害時、「流言蜚語」や「風評被害」につながる報道は慎むべきである。
  しかし、それは、「思いやり」から、「情報管理」し「報道自粛」することではない。


 ▼「情報力」はどこのTVにあるのだろう。

  NHKは、記録にはすぐれていたが、意見は何も言わず、いつも
  大本営発表みたいな、「オフィシャル・サイト」だった。
  少し姿勢が変わったのは、何日だったか、NHKの各方面の
  解説委員が集まり、「討論会」を開いてからだった。


  きょうの「サンデ−モ−ニング」は、震災にともなう国債発行の日銀
  引き受けについてふれた。

  きょうの「サンデー・フロントライン」は、原発労働者や地元人材派遣会社の
  ことにふれた。


 ▼何が問題か。

  「問題」は目に見えない。
  目に見えないものを、わかるように伝えるのが
  報道の役割だ。

  マスメディアは「風見鶏」である。
  報道も民意によって変わる。

  そして、「信頼」も「信用」も目に見えない。
  私たちは、その「目に見えないもの」に頼るしかない。



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