昨日開催開始したばかり、この秋で僕が最も期待していた展覧会です。
噂に聞いていた無残絵の名手土佐の絵金の作品を見ることが出来ました。
狩野一信『五百羅漢図 第50幅露地常坐』(画像1)…満月夜に修行する羅漢達。ラブクラフトの世界。このリアル感は西洋ホラーと同質
絵金『浮世柄比翼稲妻 鈴ヶ森』(画像2)…左のお尋ね者白井権八(美少年)が自身を狙ってくる雲助達を叩き斬って、右の幡随院長兵衛「おわけぇの、おなちなせえ」の血みどろの歌舞伎名場面。本来、蔵内部で蝋燭で観るべき絵だそうで。
祇園井特『美人図』(画像3)…写楽ばり多分かなりモデルにそっくりに描いているのではないか。京の人なのに、どこの派に属していないタッチです。
他の絵師には有名所では曾我蕭白や白隠なんて面子も入っています。
本展10月11日迄
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