●6月15日(火) 雨
▼メモ
・理事会はあっけなく終わった。
あれほど総会後、騒いだ二人がともに欠席。
・体重は55kgをなんとか維持している。
気をぬくと、54.5に落ちる。
▼ひと眠りしてきた。
完全には、まだ疲れがとれきっていないのが
わかる。
あす行くと、あさって木曜は年休。
そして、一日出勤すれば、また土日と
休みが二日続く。
時計は、まだ12時を回っていない。
11時43分。
外は、いったん止んだ雨が
また降りだして、こんどは
やむ気配もなく、工事中の足場に
あたる音をやテントやシートに跳ね返る
音を響かせ、闇の中を降っている。
「あんた、窓を開けたら、部屋の中が
湿気るでしょう!」
妻が起きていたら、そう注意されそうだ。
窓から、やや冷えて湿っぽい風が
入り込んでくる。
肌にその湿っぽい、冷たい風を感じながら
雨音を聞いていると、なぜか、心なごむ。
▼こんなとき、念仏など称えることのない私でも、
『歎異抄』の言葉がなつかしい。
弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、
往生をばとぐるなりと信じて念仏申さんと
おもひたつこころのおこるとき、
すなわち摂取不捨の利益にあづけしめたまふなり。
弥陀の本願には、老少・善悪のひとをえらばれず、
ただ信心を要とすとしるべし。
そのゆゑは、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための
願にまします。
しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、
念仏にまさるべき善なきがゆゑに。
悪をもおそるべからず、
弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆゑにと云々。
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