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2010年05月31日18:56

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■「徒然草」

●5月31日(月)  晴れ

▼メモ
 ・朝、掃除のおばさんに呼び止められる。
  この会社の営業のMさんの妹さんの家が焼け、
  妹さんは焼死したとのこと。まさかと思う。
  香典出すなら、私も一口と頼む。
 ・早いと思っていた梅雨は、平年より一週間くらい
  遅れる、という。近畿の平年の梅雨入りは6月6日だ
  そうな。とすれば、6月13日ころ入梅か。
 ・銀行名義書き換え、施設部済む。理事長は本人確認用の
  健康保険証、運転免許のコピーまだ届かず。


 ▼昨晩は、サッカー日本代表の対イングランド戦を見ていて、
  つい「日記」をその日のうちに書かずじまいで、1日あいた。

  しばらく毎日、書くようにしていたが、自分でも
  なんでこんなことしているの、と思っているところだった。


  家のポットの押しボタン「給湯」を押しても、お湯が出なく
  なった。
  それで、ポットのふたを開け、200ccの計量カップで
  お湯を掬って、焼酎のお湯割りやコーヒーを淹れている。
  ちょっと、茶釜から柄杓で湯を差しているようにも見える。

  「わび茶」を書いたので、このことを「茶の湯」とでも、書こうか
  と思ったりしていたのだ。


 ▼しかし、アホなことよ、と気がついた。
  
  『徒然草』は、まずあの有名な序段、

    徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて、
    心にうつりゆく由なし事を、そこはかとなく書きつくれば
    あやしうこそ物狂ほしけれ

  と、無為について語っている。

    徒然わぶる人は、いかなる心ならん。
    まぎるる方なく、ただ一人あるのみこそ良けれ。
    世に従へば、心、外の塵に奪はれて惑ひ易く、
    人に交はれば、言葉、よその聞きに従ひて、
    さながら心にあらず。(第75段)

  これは、無為を大切にすることで、ミクシイの日記をつけることではない。


 ▼そして、無為の愉しみは、

    無益のことを成して時を移すを、愚かなる人とも僻事(ひがこと)する人とも
    言ふべし。
    国のため、君のため、止むことを得ずして、成すべきこと多し。
    その余りの暇、幾許ならず。

    思ふべし、人の身に、止むことを得ずして営む所、
    第一に食ふ物、第二に着るもの、第三に居る所なり。
    人間の大事、この三つに過ぎず。

    飢ゑず、寒からず、風雨に侵されずして、静かに過ぐすを
    楽しびとす。(第123段)

  とある。


 ▼もちろん、『徒然草』第108段には、

    寸陰、惜しむ人なし。
    これ、よく知れるか、愚かなるか。
    
   (ほんの一瞬を惜しむ人はいない。このことは物事をよく知ってか、
    それともアホだからなのか)

  というのもある。


  「カネ」の使い方と同じように、「無為」の使い方もむずかしい。

 
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