先日、「
音楽ネタ100%を目指す」と言いましたが、その舌の根も乾かぬうちに別の記事を書き始めてます。音と戯れるのは楽しいですが、たまには鳥と戯れるのも良いものです。
というわけで、
花鳥園での出来事。フクロウとか、カモとか、アヒルとか、いろんな鳥と戯れてきました。ですが、とりわけ印象に残ったのがクジャクさんでした。
運良く(?)羽を広げた姿を拝むことができたんです。つまり、このクジャクさん(♂)は繁殖期だったわけです。彼はメスのクジャクを見つけるなり、つかつかと歩み寄って「わさ〜!」っていう奇声を発し(本当にそんな音がした)、自慢の羽をしたり顔で見せびらかしてる。なんと滑稽な姿だろうか。メスはそれを一度は視界に収めつつも、いかにも興味のない素振りで素通りしていく…。(夜の繁華街なんかでも見掛ける光景だ)
僕はいつしかの
シマウマくんを思い出し、やはりいたたまれない気持ちにならずにはいられなかった。だがクジャクくんは決してめげない。黒人女がダメなら次は白人女だろうと(本当に黒色と白色のメスがいた)、すぐさま次のターゲットに狙いを定めていく。「わさ〜!」っと。
まあ、結果は同じでしたがね…。
クジャクくんの心境が手に取るように解り、笑わせてもらいました。それと同時に、彼にはちょっぴり勇気をわけてもらった気もします。
何度フラれても立ち上がる…その不屈の精神たるや、同じ男性としてシンパシーを感じずにはいられない。このへんは、世の
草食男子たちもぜひ見習ってほしいところ。ただし、世の「トレンチコートを着用した
露出狂たち」だけは見習ってほしくないですが。いい歳してクジャクの真似してる場合じゃないぞ、と。第一、あなたの羽はそんなにキレイじゃないから!
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