ケンドリック・ラマ―の新譜と並び、おそらく全世界がもっとも待望する新作のひとつ、ビリー・アイリッシュの『ハピアー・ザン・エヴァ―』。しかし良い意味でまったく変わっていないことに安堵したファンは少なくないだろう。 普通、あれだけ評価された新
家族でもない他人に勝手に「名前をつけてしまう」のは、実はものすごくエゴイスティックで、独善的で、ある種、暴力的な行為ですらある。 大好きな女の子の≪ふくらんだシャツのボタンをひきちぎる≫ことを密かに望みながら、それができない弱気な青年はだ
ビーチ・ボーイズの“神のみぞ知る”をそのまんまオープニングで流すという暴挙から始まる(笑)フリッパーズ・ギターの3作目『ヘッド博士の世界塔』。 前作『CAMERA TALK』ではネオアコを標榜していた彼らだったが、今作では打って変わってサンプリング