■夢

●５月２３日(日)　　雨

　▼メモ
　　・雨が降っている。昨晩から降り始める。
　　　真夏日のあと、梅雨の気配。
　　・きょう、２３日は総会の日。
　　　いま、朝６時、目が覚める。

　
　▼夢から目覚め、トイレに立つ。

　　もどって居間の蛍光灯を点けたら、隣の部屋で
　　「いま、何時やの？」と妻が聞く。
　　「６時ちょうど」と答えると、布団の中から
　　「まだ早いやないの！」と妻。

　　私は「うん、夢みて目が覚めた。まだ寝とき」と
　　言って、居間の灯りを消してこの部屋に来た。



　▼古びた小学校の教室のようなところだった。
　　床は板張りで、木造の校舎のようである。

　　女工さんみたいな人が、十五六人ほどやって来ており、
　　教室は、椅子も机も片付けられていて、彼女たちは
　　ところどころに集まって話をしている。

　　私は机をひとつ、教室の窓や廊下のある反対側に置き、
　　椅子をふたつ並べた。


　　　・・・・・


　▼さてと・・、だいたい準備はいいのだろうか、
　　と思った。

　　総会が始まるのは１０時からだ。
　　でも、もうだいぶ集まってきている。


　　９時前に、職場では朝の体操をする。
　　どうしよう、もう集まっている人には
　　いっしょに体操してもらおうか、どうしょうか・・。


　　そこに、フロントが一人同僚を連れて教室に入って来た。
　　「もう準備は済みました？」と尋ねながら、
　　私が置いた椅子に座って、黒いカバンの中から
　　机に書類を取り出した。

　　　　もう準備は全部、終わっている・・。
　　　　この上の４階の集会室に机と椅子を並べ、
　　　　追加資料もひとりずつ、机の上に置いた・・。


　　フロントが連れて来た同僚は、腕まくりして
　　「さあ、何でも言うて、準備しまっせ・・」と
　　私に話しかけてくる。


　▼私は、「もう準備は終わったよ・・」と腹の中で思い、
　　そこで目が覚めた。

　　　・・・・

　　目が覚めたら、尿意も催していた。
　　
　　トイレから出て、いま見た夢を反芻し
　　もう一度寝床に就くには、無理なような気がした。


　　　・・・・・



　　きのう、宮参りがあり、何カ月振りか、いつもは着ないスーツを着て、
　　ネクタイをした。

　　きょうはその背広で出勤しようと思った。


　　
　●日記「総目次」