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2006年06月06日11:01

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●身辺雑記(67)/■ややこしいこと

■ややこしいこと

 ●目が覚めると、妻が

   「あんた、風呂はいる?」

  と聞く。

  そうだ、きのうは、晩飯を食べてそのまま寝て、
  夜中にのそのそ起きだしてきて、つけっ放しのパソコンを
  消す前に、ちょっと書き込みをして、そうして寝たのだった。

  結局、妻もそのまま寝てたから、きのうは風呂を沸かさなかった。

  気温は30度近くに上昇し、梅雨前の天気は湿度も高い。
  寝いている間に、首筋に汗をかいている。


   「そりゃあ、ありがたい!」


  妻はきょう休みで、六甲山の森林植物園に友達と行くらしい。
  それで、いま出かける準備をしているところ。

  私は先に、朝風呂に入らせてもらった。



 ●「早寝早起き、よい子の習慣」は、いまだ身につかないが
  このモットーを私はいまも、大切だと思っている。

  大切ならば、そのモットーにしたがって身を律するか、といえば
  そうではない。

  だったら、そんなモットーは無意味ではないか、と思われるだろう。

  考えていてやらないことは、考えていないことと同じである。

  それは、そのとおりで、私のモットーは現実に対しては役立って
  いない。
  妻に言われるまでもなく「ゆーばっかり」で、努力すらあまり
  していない。


  にもかかわらず、私は「早寝早起き、よい子の習慣」のモットーを
  降ろそうとは思わない。モットーはモットーだから大切なんだ、
  と訳のわからない理屈でもって、これを護持している。



 ●天気がいいので、すぐ近くの「コーナン」に行ってみようか、
  と思う。

  いま、私のパソコンの周りやこの部屋は「本」が積まれたり、
  散乱したりしている。

  この日記に「本」のことを書いたり、居間や寝室やトイレの
  前の本棚や、あっちこっちの本棚から引っ張り出した「本」や、
  片付け始めた「本」が部屋中にちらかっている。


  片付け物をはじめて、途中であれこれ見入って、あたり一面
  散乱状態になったようなものだ。


  これらの「本」を一部は捨て、一部はプラスチックの衣装ケース
  みたいなものに詰めてはどうか、と思っている。

  その衣装ケースを「コーナン」に買いにいってはどうかと
  思っている。



 ●「コーナン」といえば、ここは元、コープこうべ「北須磨
  リビングセンター」で、私の勤務先の職場のひとつだった。

  コープこうべのリストラで、この職場は「コーナン」に売られた。

  啓明女学院とオートバックスと、地下鉄妙法寺駅へ下るT字路の前に
  建つ、この元「北須磨リビングセンター」で、いま「コーナン」の
  建物は、元の建物をそのまま利用して「看板」だけが「コーナン」に
  変わった。


  私は家で、日曜大工も園芸もやらないから「リビングセンター」へ
  買い物に行く用事はあまりないのだけれど、そばの喫茶店の
  「コットン・クラブ」に行ったときや、奥須磨公園の前の池で
  魚釣りをした帰りなどに、たまに、この「リビングセンター」
  「コーナン」に立ち寄ることがある。


  店内は、若干レイアウトは変わっている。しかし、建物の柱や
  階段は動かしていないのだから、取り扱いの商品アイテムを
  いくら入れ替え、陳列を変化させても、そうそうは変わらない。



  何が変わって、何が変わらないのだろうか。

  不思議な感覚に見舞われる。


  ふと、「換骨奪胎」という言葉が浮かぶ。


  これは外身は変わっても、中身は変わらない、という意味だったか。
  いや、その逆だったか。


  私たちの体自身がそうだ。
  日々、摂取した食物や空気は、体内で新陳代謝をくり返し
  もしかすると、1年もたったら総身、体を作っているすべての
  物質は入れ替わって、もうもとの体ではないのかも知れない。

  1年で、身ぐるみ全体が変わらないとしても、もとの体ではない
  ことは、はっきりしている。


  時間とか、変化とか、運動とか、
  わからないことが、いっぱいあるけれど
  みんな「換骨奪胎」しているのかもしれない。



 ●妻がもうすぐ出かける段になって、電話がかかってきた。

  話の内容はよくわからないが、妻の返事や言ってることで
  ムスメからの電話であることがわかる。


  なんとなく、あまり楽しい話でないこともわかる。

   「なんやった?」

   「う〜ん、なんか、ややこしいことらしいワ。
    帰りに寄ってみるワ」



  そうだ、そのほうがいい。

  「ややこしいこと」は、いつ起きてくるかもしれない。
  そのときは、そのときで立ち会うしかない。


  いまから考えても、どーしょうもない。


  森林植物園のあじさいは、どうなんだろう。
  まだ、ちょっと早いのだろうか。

  コガクウツギや、シャクナゲが
  いま見ごろのようだ。

  六甲山には緑の風がそよぎ、
  静かな時間が流れているだろう。



 
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