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2010年05月18日00:21

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■執念と断念

●5月17日(月)  晴れ

 ▼メモ
  ・朝はコタツを入れ、昼は少し動くだけで汗ばむ。
  ・昨夜、風呂で足小指のタコの白皮を削ぐ。
   本日、削いだ外周が痒い・・、オロナインを塗る。
  ・職場を出ると西空に日が高く、眉のような月が懸っていた。


 ▼2,1,2のリズムで働き、休みが早く来ることを考えているが、
  仕事が始まると、仕事がいやだなー、と思うわけではない。
  逆に、仕事には「目標」があり、これを達成しようと意欲が沸くので
  気分がいい。ずっと仕事、ではなく、次の休みを楽しみに働く。


 ▼きのう「楽に生きる」と書いたら、きょうの夜のニュースで、新藤兼人監督が
  次の映画を撮る話をしていた。

  車椅子に乗っているが、顔つきはへたっていない。
  目も鋭いし、ごつい顔から意志や気迫が伝わってくる。

  98歳だそうだ。


    ・・・・

  よく「生涯現役」などという言葉を聞くが、定年過ぎて外郭団体や関連会社で
  働いている元気な人・・・、というようなものとは別の次元を感じてしまう。


 ▼「これが最後の作品である」と心に決めているようでもあったし、
  「この映画を撮ったら休む」とも言っており、それは長い長い休みを指して
  いるようにも聞こえた。

  そして「これは欲望だ、欲望に燃えている」と明言している。


  すごいと思った。

  そんな「仕事」を持っている事にも敬意を覚えた。


 ▼「のんびり」とか、「楽に生きる」とか、云った問題ではない。
  
  きのうの日記にもらったコメントには、私の今を書いたけど
  こんな執念と断念の仕方もあるかと、監督の面構えに畏敬の念を抱いた。
 
  
  
 ●日記「総目次


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