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2010年05月04日02:34

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■眼鏡

●5月3日(月)  つづき

 ▼明日も休みなので、きょうの日記のつづきを書くことにした。
  コザコザした出来事を書いておけば、
  5日間が確かにあったことが確認できるから・・。


      ・・・・・


 ▼きょうは、妻といっしょに出かけた。
  地下鉄で名谷まで行き、
  妻は職場へ、私は家電量販店「コジマ」へ向かった。

  コタツのコードが傷んできたので、買い替えるためだ。
  しかし、もうシーズン・オフでコードはなかった。


  須磨パティオの広場では、中学校の女子吹奏楽部が
  「およげ鯛焼きくん」や「宇宙戦艦ヤマト」を演奏していた。

  子供たちが小さかったころ、西宮北口でLPの「およげ鯛焼きくん」の
  レコードを買ったことを思い出した。

  長男のナオだったか、このレコードを欲しがって買いに行ったが、どこも
  品切れだった。探して、西宮北口の楽器屋にあった。

  これが子供たちのために買った、初めてのレコードだったような気がする。



 ▼妙法寺にもどって、リファーレの眼鏡屋に寄った。
  最近、少し手元の字がぼやけて見えたりする。
  眼鏡の度数があわなくなってきたのかも知れないので、
  調べてもらった。

  そしたら、近眼の視力が老化によって正常の方に近付き、今の度数では
  きつ過ぎて字がボケるらしい。

  いろいろ親切に説明してくれる。
  連休前に、孫が来たら・・と思って財布にはいくらか用意があった。
  それで、下取り割引を利用し、レンズ交換しょうと思った。

  妻からは、眼にあった新しいものに、早く替えるよう言われていた。


 ▼いったん家に帰り、下取りに出すメガネと、二、三度しか使わないままで
  しまわれているメガネを持って再度、店を訪ねた。

  途中、銀行のATM機で少しお金をおろした。
  もし予定の金額をオーバーしたときの用心のためだ。

  持参したメガネを出して、これに新しいレンズを入れてくれるように頼もうとしたとき、
  試しに、フレームも新しいのに交換したらいくら位になるか尋ねた。
  そして、いくつかフレームも試着してみた。


 ▼手元にカネがある、というのは恐ろしいことである。

  ドイツのなんとかいうメーカーのフレームが、ふゃふゃ柔らかく
  掛け心地がいい。 なんとなく気にいる。
  でも、値段をみてびっくりする。レンズより高い6万4千円の
  札が小さくついている。

  しまったことをした、カネを下ろしてくるんじゃなかった、と思ったが
  心は次第に、そのフレームを買う気に傾いているのが自分でも分かる。

  で、買ってしまった。


 ▼妻が帰ってきて、その話をした。
  
  「いいじゃないの。毎日使うものだから、安いモンじゃないの!」
    
  と言う。

  それで、レンズも合わせた値段を言うと、瞬間、どこか、おっ、と思ったような
  表情をした。

  衝動買いでなければ、私にはできないような買物だったからである。


 ▼そして妻は穏やかに

  「ああ、もうすぐ母の日で、私の誕生日だから、2万円でいいから、
   2万円で・・」

  と言う。


  もちろん、私に異論はない。

  「おカネは全部、あなたのものです」と私はつねづね言っている。

  私は執事に過ぎない。
  だから、あした、私は喜んで2万円おろしてくるつもりだ。



  
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