■春無体
●4月13日(日) 晴れ 暑いくらい
天気予報では下り坂といっていたが、ここしばらく雨がなく
あちこちで山火事が発生している、というニュースをやっている。
きょうも暑いくらいで、事務所では制服の上着を脱ぐ。
パッチはとったので、巡回のときズボンの風通しがよく、さわやか。
靴下もとって、素足であれば、もっと気分いいだろう。
●朝礼の体操で、首をまわしたり、前に曲げたり、のけぞって首を後ろに
そらすなどの運動をしても、首が痛くない。
3週間くらいかかっているが、自然に痛みがなくなっている。
午前中、9階の住民から廊下の天井灯が切れている、との電話が入る。
全館点灯試験を週2回やっても、電気の球はいつ切れるかわからない。
続けて、エレベーター点検業者が事務所にやってきて、「いまから、定期点検を
やります」という。1週間前に掲示した「お知らせ」では、たしか明日だった
と思って確認すると、業者の勘違いだった。しかたないので、「お詫びと
緊急連絡」の掲示を作り、貼り出した。
●3時のころか、事務所の女性が旅行の土産の菓子を机に配っていた。
父親が老人会の世話役をやっていて、老人会で東北旅行に行くことになり、
それで老人会のお手伝いを兼ね、両親といっしょに、秋田・山形に行ってきた
らしい。
「乳頭温泉郷に行ったとき、バスの中で、父が母に向かって、
ここの湯には、この付近の牧場の牛の乳もいしょに入れるらしいよ、
と言ったら、母はそれを真に受けて、へぇー、そう、と言いながら車窓から見える
牧場の牛を見てたのよ」
そんなことを、同僚の女性に言っているのが聞こえた。
「米沢牛のステーキもおいしかったわ。でも、わたし、それどころじゃなくて、
息子のことが気になって・・・」
「出発直前に、高校生の息子が突発性難聴で入院したから・・・。
原因がよくわからない病気らしいの。きのう、病院に行ったら、薬の加減か
頭の髪の毛も少し抜けてきたりしていた」
それで、居候の私の机にも、土産の「なまはげ煎餅」が配られたわけだが、
私は「ありがとう」と、礼だけ言って受け取った。
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