■落花流水
●3月26日(木) 晴れ 朝、昨日より更に寒い
「手袋していけば・・・」と言われたけれど、断って家を出たが、
市営団地の中を通り抜けるときの寒さは冬みたいだった。
前を歩いている女の人も、足早に駅に向かっている。
それでも、湊川公園から職場に行く道は暖かい日差し。
よく晴れている。
こぶしは、木によって違いがあり、枝にいっぱい花をつけるものと
まばらに花をつけるものがある。
モクレンやこぶしの花は、びっしり花をつけるより、枝先にところどころ
花をつけているほうが風情がある。
●朝礼の体操で、首を回していたら
ある角度に首が曲がると、痛いような、かゆいような感覚がある所が
ある。
両手で後頭部をゆっくり前に曲げると、首の後ろの筋がじわっと伸びて
気持がいい。
ゆうべ、食後、妻にお相伴してTVミステリーを観ていたが、
コタツに寝そべり、クッションを枕にして、うつらうつら観ていた。
いつの間にか、眠ってしまった。
そのときの姿勢がよくなかったのかもしれない。
●巡回すると、エントランスで男の子が二人、しゃがんで
携帯用のゲーム機で遊んでいる。 風があるが平気である。
昼、喫茶店の帰り、相生公園の方を通ってもどってきた。
ここでも、小学生の女の子と男の子が、5人遊んでいた。
小さな三角形の公園で、いつもは誰もいない。
春休みに入ったのだとわかる。
葉がまったくない枯木のような、名前を知らない樹木の太い幹の下には
はこべと、これも名前がわからない野草の若草が、手入れが行き届かず
いっぱいに生い茂ってきている。
●帰宅するとき、朝と同じ道を湊川公園の方に歩くと、
満開のこぶしは、はらはらと散っている。
この通りに、いまは川はない。
むかし湊川には横筋に流れる小さな川があったようだ。
こぶしの花が川に流れるときは、どんな様だろう。
「落花流水」とは、散る花と流れる水の風情を言うのだろうが
また、男女の相思相愛の様をも言うようだ。
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