■それぞれの年越し
●おととい、朝、風が冷たかった。
昼になると気温も上がり
おだやかな日になった。
今年、最後の全館点灯試験をする。
10階から順番に見ていく。
廊下の天井灯、非常階段の蛍光灯、電気室、
エントランス、外周の庭園灯。
どの明かりもみんな点いた。
ぼんやりと昼の行灯のように
やわらかな光の満艦飾。
●きのう、夜、博多から帰って来た長男と大阪に出た。
去年も、おととしも、12月30日の夜、
心斎橋の次男の店に顔を出した。
今年は、長男の方から誘われた。
開店して今年5年目、これも年越しの行事のようになった。
店は1日の朝、5時ごろまで開けていて、
そのあとスタッフと一緒に、住吉大社に参るという。
●きょう、夕方、リファーレ横尾に正月の買い出しに行った。
妻が書いたメモを見ながら、店内をまわる。
大根2本、小芋2袋、きゅうり2本、大葉1袋、
板こんにゃく2個、白みそ1パック、小餅1kg、
青のり1袋、屠蘇、刺身、きずし、仏花、裏白、
ビール、つまみ・・・・。
焼き鯛、おせちセット、数の子はもう準備がすんでいる。
雑煮は鍋いっぱい、妻が作ってくれるだろう。
●いま、紅白を見ながら、年越しの蕎麦を食べている。
遠い風景を見るような感じがする。
あした昼ごろ、住吉大社のお参りをして、一眠りして
次男一家が来るだろう。
そして、娘一家も来るだろう。
総勢集まっても十一人の
小さな家族。
今年も暮れる。
それぞれの年越しの夜に、
来年がよい年でありますようにと
願う。
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