■冬支度
●市の広報で、年末年始のごみの回収日程が知らされた。
今年は全市、12月31日が生ごみの特別回収である。
掲示用のポスターを作った。あす、掲示する。
12月12日、13日は消防設備点検と雑排水管の洗浄がある。
在宅のお願いのポスターと時間指定表はもう配布してある。
住宅部の床の臨時清掃は11月に終わった。
5日は施設部会の消防訓練である。
12月がやってきたなぁーと思う。
●先日、日帰りで
「湖東三山 紅葉ツアー」というのに行ってきた。
琵琶湖の東、西明寺、金剛輪寺、百済寺の三寺で、いずれも紅葉の
名所らしい。
ことしは暖かいので、紅葉には早いかと思っていたら
行く前に冷え込んで、ちょうど見ごろだった。
山寺の参道は、緑・黄・橙・朱・赤の色とりどりのモミジが
鮮やかで、とくに西明寺の参道は苔と杉の大木が紅葉を一層ひきたてていた。
バスの車窓から、鈴なりの柿の実がなっているのが見える。
もう干し柿などは作らないのだろうか。
あちこちに
鈴なりの実をつけた柿の木が、人知れずたたずんでいた。
●散髪屋に行った。
しばらく前に行ったとき、順番待ちに読む「本」を持って行った。
「漢字伝来」である。
散髪屋のオヤジは私のその「本」のことを覚えていて、
きのう散髪台に座ったら、
「漢字の研究してるんですか。私も漢字に興味があってねー
たまに読んだりするんです」と話しかけてきた。
「漢字って、誰が考えだしたんでしょうね。いったい
なん万字くらいあるのか、最近は中国では違う漢字を
使っているみたいだけど・・」という。
「漢字伝来」は、漢字が日本に入ってきて日本語にどんな影響を与えたか
その消息を「仏教伝来」になぞらえてタイトルとしたもので、漢字の本では
ない。
漢字の本も読んだりしたことはあるが、「本」は暇つぶしで読んでいるに過ぎず、
「研究」など、とんでもない。読んだ端から何が書いてあったか、すぐに
忘れてしまう。
私は漢字を発明したという伝説の男「蒼頡(そうけつ)」の話と、簡体字と
繁体字のことを説明し、後はむにょむにょと適当なことを言って誤魔化した。
「へぇー、蒼頡という人は目が四つもあったんですか」と、オヤジは
ほんとにそんな人がいたように感心した。
私はもうこれ以上、質問されてもかなわぬと思い目をつぶり
タヌキ寝入りすることにした。
●散髪屋のあと、歯医者に行った。
虫歯の治療のため、歯茎に麻酔を打たれた。
終わったあと、まだしびれが残っていた。
「麻酔が切れるまで、30分か40分くらいかかります」という。
タバコをくわえると、唇の半分が欠けたような感じだった。
妻が帰ってきて、晩飯に酢ダコが出た。
もう、しびれは取れているので
私は好物の酢ダコを食べた。
いつも、酢ダコはうまい。
ひとりで、ほとんど全部を食べてしまう。
タコの食感が好きだ。
が、噛んだ感じが何だか違った。
もう一度、噛んでみた。
うむぅ、と思ったら、それは自分の頬っぺの内側の肉であった。
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