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2006年09月24日22:46

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フランス租界・東平路〜汾陽路

さて、衡山路をさらに北上して東平路に入ります。
ここは短い通りですが、洋館がずらっと並んでいます。レストラン、バーやおしゃれなお店になっています。
そこでまず目を引くのは宋子文邸。北欧風の庭付き邸宅ですが、なんでこんなに真っ赤に塗られてるのか…。現在はフランス料理のお店です。

さらに東平路を進むと「愛廬」があります。これは蒋介石と宋美齢が結婚したとき、兄の宋子文が送った家だと言うことです。ツタのはう石造りで赤い屋根の洋館です。現在は上海音楽学校になっていますので、柵の外から写真を撮りました。

その先はレストランやバーですが、洋館レストランと言っても10元(150円)で麺セットが食べられるような店だったりします。

そこから汾陽路に向かうと、小さいロータリーにプーシキンの胸像があります。かつてのフランス租界にはロシアからの亡命者がたくさんいたそうです。ロシアの宮廷ではフランス語が使われていましたので、フランス租界は住みやすかったようです。

汾陽路に入りますと、まず北側に白公館。白崇禧・先勇親子が住んだ家。白崇禧は国民党の将軍で、その名前から白公館と言われるようですが、文字通り白いフレンチ・ルネサンスの豪邸です。
息子の先勇は作家で、後に台湾へ移ったそうです。作品に「最後の貴族」。これはずっと以前映画を見ました。原作があったことを初めて知りました。裕福な家の娘がアメリカに留学しますが、その途中で国共内戦が起こり、国民党は共産党に破れ、親が大陸から船に乗って行方不明に。娘は大学を辞めてアメリカで一人で生きていくことになります。
以前英語で読んだ「Chinese Cinderella」もですが、共産主義革命で解放された貧しい人民の物語だけではなく、国を追われた富裕な人たちの物語に触れるのも興味深いです。
なお、このお屋敷は現在はピカピカに改装されて…焼き肉屋だそうです。

さて、その先にあるのは上海美術工芸博物館。もとフランス租界公董局局長の住宅です。公董局とはフランス租界を治める政府のようなものです。フランス・バロック様式の白い宮殿のような豪華な建物です。博物館なので入場料を払えば入れます。
中は文字通り中国の工芸品の展示です。ほとんど現代のもの。「大中国展」みたいなものです。しかし象牙の細かい細工や玉の細工には驚かされます。両面刺繍の展示もあります。
しかしやはり入場料の価値の8割は建物ですね。ステンドグラスのある豪華なホール、豪華な手すりのある大理石の階段。ため息が出ます。
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