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2015年07月10日01:17

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ルーブル美術館展

京都国立近代美術館の向かいに京都市美術館があるので、「ついでに」見てみました。
だって、フェルメールの「天文学者」だけでしょ、目玉商品は…。

行列なしで入れましたが、中には行ったら人でいっぱいでした。
それで最初の方はテキトーに流しながら見ました。
今回は「風俗画」が主なテーマです。あまり見たことのない小品が多かったです。その代り、見ているうちに昔のヨーロッパの暮らしぶりが浮かび上がってきました。

露店で抜糸をするインチキ医者。うう、痛そう〜〜。昔は痛い歯は抜くしかなかったんですね。
また「台所の情景」のリアルさ。買い物から帰ってきた召使い女。レンブラントの「聖家族」は、大工仕事をするヨセフと聖母子、そして聖母マリアの母アンナの室内での日常の様子が描かれ、「指物師の家族」というタイトルで呼ばれたほど。
それから男女の恋愛模様をテーマに、庭や室内で言葉を交わしたり寄り添ったりする男女の絵が並べられていますが、それもまた当時の日常の一コマです。
その中にブーシェの美尻の「オダリスク」もありました。
女性の身づくろいとか、狩猟とか、テーマごとに絵が並べられているので、昔の生活が多角的に伝わってきました。

あと、画家のアトリエをテーマにした絵。なぜか猿がキャンバスに向かっている絵が2点。それ以外は普通に画家のアトリエが描かれていて、これらもまたあまり画集などには出てこないものでした。コローのアトリエには女性が後ろ向きで座ってキャンバスを見つめています。

多分、ルーブルに行ったら広すぎてこれらの絵はあちこちに散らばりすぎてて、こんなテーマで作品を見て歩くなんてできないでしょう。日本に来る企画展でこういったものが見られるのは、おもしろい意義があるなと思いました。おまけのついででしたが、見てよかったです。

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