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2024年06月27日01:42

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第77回トニー賞授賞式(字幕版)

トニー賞授賞式が字幕版で再放送…と思ったら、今回生中継をしっかり見てから字幕版を見たら、ずいぶん内容が違っていました。
生中継ではスタジオで案内役の井上芳雄と宮澤エマがミュージカルの歌を歌い、ブロードウェイ在住の演劇ジャーナリストを交えてノミネート作品や俳優を詳しく紹介して、ようやく授賞式が始まりました。

しかし字幕版では、生中継では映っていなかった部分から放送。生中継では総合司会のアリアナ・デボースが登場するところから始まりましたが、実は授賞式はその前から始まっていて、スタッフ関連の受賞が行われていたのです。
しかし、スタジオの部分や作品などの紹介の部分はごっそりカットされていました。バックステージのレポートもあったのにそれもカット。しかも生中継では授賞式が終了後もスタジオで総括をしていたのに、字幕版では授賞式が終わった時に番組も終了。

これでは両方見ないといけないということになります。今までもそうだったんでしょうか。それなら生中継はちゃんと見てなかったのでものすごく損をしていたのかも…。

さて、今年のノミネート作品は、ぶっちぎりで一番!というものはなくどの作品もハイレベルで、しかも題材がバラエティ豊か。最後まで受賞者を発表するたびにドキドキがとまらない授賞式でした。

歌手のアリシア・キーズがプロデュースした「ヘルズ・キッチン」は、ニューヨークの下町でスターを夢見る女の子の話で、自伝的要素の強いもの。主演のマリア・ジョイ・ムーンはまだ若く初めてのノミネートで初めての主演女優賞を受賞しました。スピーチが初々しかったです。

異色だったのはヒラリー・クリントンがプロデュースしたミュージカルがあったこと。え?!と思いましたが、女性が参政権を勝ち取るための戦いをしていた時代の話だとわかって「そうか」と思いました。「サフス」というタイトルです。しかも授賞式にはヒラリー・クリントン本人も登場しました。
アンジェリーナ・ジョリーは「アウトサイダー」をプロデュースしました。1983年に映画化された青春物語。この作品が作品賞を受賞しました。

リバイバル部門では「メリリー・ウィー・ロール・アロング」が、ダニエル・ラドクリフが出演していることもあって話題になっていました。ソンドハイムの作詞・作曲です。再演部門で作品賞を取りました。数年前に日本でも上演されたことがありますが、見たいと思ったのに日程が合わないなどで見ることができませんでした。

また「キャバレー」は斬新な演出での再演です。MC役がとても個性的。

ノミネート作品の一場面を上演するパフォーマンスタイムは、ブロードウェイ・ミュージカルに触れることのできるうれしい場面ですが、どの作品も一場面だけで素晴らしさが伝わってきます。出演者の歌やダンスのレベルの高いことったら。
生中継ではパフォーマンスの歌までは同時通訳にならないので、字幕で見て改めて歌詞の内容がわかりました。ミュージカルの歌がわかるようになりたいんですが、なかなか難しいです。

また、今年1月に亡くなったチタ・リベラにオマージュを捧げるコーナーもありました。
「ウエストサイド物語」「蜘蛛女のキス」「シカゴ」…音楽に乗っていろいろな人が踊り継いでいきます。司会のアリアナ・デボースも「ウエストサイド物語」のナンバー「アメリカ」で踊っていましたが、アニタにぴったりです。

今年は生中継と字幕版両方ともガッツリ見て、しっかりとトニー賞授賞式を堪能しました。

WOWOWのHPでノミネート作品と受賞結果の一覧が発表されていますので貼り付けておきます。
https://www.wowow.co.jp/stage/tony/nomination/
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