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2023年06月19日00:00

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阪急昭和モダン図鑑

逸翁美術館の小林一三生誕150年記念の展覧会第一弾です。
阪神急行線開通のお知らせのため大阪地下鉄に張り出された横長のポスターから始まって、様々なポスターが並んでいます。特に神戸まで早い、ということを強調したポスターが多く、阪神線や省線(国鉄)と張り合っている様子がうかがえます。
さらに京都行が最初は大宮まで開通した時のポスター。

それから宝塚のポスターもいろいろ。歌劇だけではなく、動物園、温泉など、その後ファミリーランドになる部分にいろいろな娯楽施設ができていきます。「宝塚ルナパーク」という名前だったんですって。

阪急沿線を網羅した大きな双六がおもしろかったです。電車だけではなくハイキングコースなども取り入れて、相当複雑な双六になっています。ふりだしは「梅田」と「三宮」のどちらかを選びます。そしてさいころを振って、その目によってあちこちルートが分かれていきます。
あがりは宝塚です。双六の中央に少女歌劇の絵と写真が大きくどーん!

この双六、やってみたいな。

少女歌劇のポスターもあります。電車に掲示する横長のものや駅に掲示したと思われる大判のもの。

今は亡き宝塚ホテルのリーフレット、阪急沿線の行楽案内ポスター、阪急沿線の住宅売り出し広告。

「ファッション」という雑誌もいくつか展示されていました。モダンな時代のファッションの着こなしを提案する内容でした。

小さなジオラマは、懐かしの西宮北口のダイヤモンドクロスです。平面交差する線路をガタガタと独特の音を響かせて電車が通っていたのを思い出しました。
あと神戸駅のジオラマも。
これだけは撮影可能でした。

さらに映像が2種類。
一つは昭和11年の宝塚音楽歌劇学校大運動会。袴で走ってるー。
もう一つは「阪急王国」という題で、昭和10年の阪急沿線の各駅を紹介する映像でした。
いずれもサイレントでした。音声はもともとついていなかったのか、事情で削ったのか…。
「阪急王国」は沿線のおでかけスポットに焦点を当てているので、たくさんの人が映っています。それを見ますと、女性はほとんどが着物です。長めの柄物の羽織を着ている人が多いです。子どもは洋服です。この時代はまだまだ着物の人が多かった…ということは、「ファッション」に紹介されたモダンな格好をしているいる人はまだまだ限られていたんですね。

私はもともと大阪南部に住んでいるので、阪急沿線は本当は関連はないのですが、なにしろ長年宝塚ファンをやっているものですからなとなくなじみはあります。なのでいろいろ興味深い展示でした。

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