「世界史オタク 上海・ハルビンを行く」を書いた時、もうちょっとちゃんと中国の近現代史を知っておいた方がいいなと思いました。それでちょうど岩波新書から「シリーズ中国近現代史」という本が出ていたので読んでみました。そのことは本のあとがきにも書きましたが、わかりにくかったというか、あまり頭に入らなくて、結局近現代史には詳しくなれず。
そうしたら、このシリーズにまだ続きがあったことを知りました。
このシリーズは2010年から2011年の間に4冊出ました。私はこの4冊を読んだのです。
しかし、5巻が出たのは2014年で、6巻は2017年。つまり当時はまだ出てなくて、結局続きが出ていることに気が付かなかったのです。
じゃあ、一応読んでみようかと思いました。
でもその前はほとんど頭からこぼれ落ちているので、いっそのこともう一度1巻から。
今読んでみたら、前よりスムーズに読めました。内容も前よりはわかりましたし、けっこうおもしろかったです。
そうして5巻に突入しました。
「開発主義の時代へ 1972-2014」
4巻は文革が終わるぐらいまでだったので、近現代史の区切りとしてはちょうどいい感じに思えました。5巻はもう「歴史」と言う感じではなくて、今につながる中国の政治体制とか経済政策とかの話になってきます。
…つまり、かな〜り退屈でした。現代中国を知るための基礎知識として有用な本かもしれませんが…。
改めて歴史の記述って何だろうと思いました。
現代史はどうしても政治経済の動きを記述することが中心になってしまうのでしょうか。
じゃあ、私が「歴史って面白い〜」と思うのは一体どういう所なのか…。
それを現代史にあてはめて記述するとなるとどういった方法があるのか…。
でも4巻までは再読しておもしろいと思えました。
5巻のこの退屈さは何だろう…。やっぱり私が政治経済が苦手なせいか。
さて6巻は
「中国の近現代史をどう見るか」
5巻で2014年(5巻の発行年)まできちゃいました。じゃあ6巻は何かと言うと。
近現代史約200年の中国の動きをどう見るか、いくつかのキーワードを用いて解釈していきます。
…5巻よりもっとわからない…。
しかし、歴史の解釈を積み上げていく、というのは必要なことなのでしょう。
でも現代史ってやっぱりしんどい。私がどこまで中国情勢に詳しくなる必要があるんだろうと思ってしまいました。
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