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2017年11月07日01:46

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旅する仏教美術3

3回講座の最終回でした。
今回は仏教美術の周辺を。

まずチベットのポタラ宮の写真。そして和歌山の補陀落山寺の絵。補陀落=ポータラカ=ポタラ。
知らなかった!
補陀落山寺は「補陀落渡海」で有名なお寺で、その様子が描かれた絵を紹介してくれました。補陀落渡海は海の即身成仏ともいうべきもの。このお寺の正面から船に乗って漕ぎ出し、南の海のかなたの浄土を目指すのですが、つまり帰ってこないということで…。現在も絵の通りのお堂が残っています。そしてお堂から船をこぎ出す岸への道がちゃんとあります。
井上靖の小説に「補陀落渡海記」というものがあり、面白いのでぜひ読んでください、と詳しい内容を熱く語ってくれました。

さて、仏教はまず大乗仏教がインドを越えて広く伝わりました。東南アジアにもまず大乗仏教が伝わりました。アンコール・ワットやボロブドゥールは大乗仏教です。それから小乗仏教あるいは上座部仏教が伝わってきました。
前回お話したように、大乗仏教はみんなが救われる、小乗仏教は一人一人がそれぞれ悟りを得る。なので仏像も小乗仏教では自分が目指す姿、つまり釈迦の姿がほとんどです。タイは仏教が盛んですが、小乗仏教なので仏像はほとんど同じ形です。…このあたり、講師の先生も専門ではないということで、夏に特別展「タイ」を見に行った付け焼刃の知識で口出ししちゃいました。少人数のアットホームな雰囲気なので、話しやすいんですよね…。

パワーポイントでいろいろ写真を見せてくれるのでわかりやすいです。
そして、スリランカ。ここは古い仏教の形が受け継がれている国です。有名な仏歯寺は、本当の釈迦の歯なのかどうかはわかりませんが、仏歯をおさめた箱を捧げて練り歩くお祭りで有名です。
ただ、スリランカでも古い仏像はあまり残っていないらしいです。

それから、ヒンズー教との比較。
仏教にはヒンズーの神がたくさん入っています。
代表的なところで梵天、ブラフマン。
インド絵画のケバケバしい色彩のブラフマンの絵と、東寺の梵天の像を並べてみたら…なんとそっくりではありませんか。顔が四面、腕が四本。蓮華や筆を持っています。帝釈天はインドラの彫刻とやはり東寺の帝釈天を並べて見せてくれましたが、梵天のシンクロぶりには及びませんでした。ついでに、「聖★おにいさん」の梵天まで登場。

弁財天も出てきました。「聖★おにいさん」から梵天と帝釈天と弁財天がそろい踏みの場面を紹介。特徴がよく出ていると感心していました。

それからチベット仏教。チベットでは唐の時代にソンツェン・ガンポの許に文成公主が嫁いできた時に仏教を受け入れたのが最初です。先生はネパールへ行ったことがあるということで、ネパールの寺院を紹介してくれました。チベット仏も独特の特徴がありますね。金銅仏やタンカなど。ターラーがいるのもポイント。
でもそこから先は「18禁」講座で。
3回講座のいずれかを受講した人にだけさらにもう一回18禁ネタありの「シークレット講座」があるのです。同伴もOKなので、一緒に行きたいと思った方は連絡ください。

3回があっという間でおもしろかったです。

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